こんにちは、株もっちーです。
金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。
要するに読書感想文的な活動ですね。
技術的な本を少しばかり読んでみましたので、まとめがてら紹介していきます。
読んだ本はこちらです
メタバース さよならアトムの時代
2030年半導体の地政学
メタバースことバーチャルリアリティに欠かせない半導体
2冊の本を読みましたので、関連付けて書いてみます。
今はVRの第2次ブーム
まずはメタバースです。フェイスブックがメタプラットフォームに社名変更したことで、注目が増しています。
昔からある概念で、いわゆるVR(Virtual Reality)です。
AIブームのように、VRもブームが合ったようで今は第2次ブームです。
仮想通貨のSANDでも話題になっていた、The Sandboxが紹介されていたので、インストールしてみました。
が、重すぎて私の Mac mini(M1モデル) ではまともに動かせませんでした。
半導体は、データの時代に必須で欠かせない資源
半導体は「産業のコメ」なんて言われていますが、米が小麦で代替できるような代物ではなく、 モビリティを支えるエネルギー資源のように、データセンターを支える資源であるということだそうです。
半導体の材料はシリコンとかでしたっけ、豊富にあるような物質ですが、半導体を作る工程が複雑なので、特にサプライチェーンが重要だそうです。
「一本の釘が欠けたことで、王国が失われてしまいます。サプライチェーンの一点でわずかな欠損があれば、その影響は全体に及びます」
マザーグースの寓話はこんなもののようです。
For want of a nail the shoe was lost,
For want of a shoe the horse was lost,
For want of a horse the rider was lost,
For want of a rider the battle was lost,
For want of a battle the kingdom was lost,
And all for the want of a horseshoe nail.
釘が一本足りなかったために蹄鉄が駄目になり、
蹄鉄が一つ足りなかったためにウマが使えず、
ウマが一頭足りなかったために騎手が乗れず、
騎手が一人足りなかったために戦に負け、
戦一つに負けたために王国が滅びた。
それというのも蹄鉄にたった一本の釘が足りなかったためだ。
結局、モビリティ使うやんと思ったのですが、そのへんは地政学的な問題があって、米中でサプライチェーンをどのように牛耳っていくかの対立に見られる経済的な戦争が起きているんだということが理解できます。
中でも、TSMC(台湾セミコンダクター)の存在がやっぱり強い感じですね。
アメリカと中国が向上を誘致、日本でも熊本にTSMCの工場ができるとかでニュースになっていたように思います。半導体不足は、経済的打撃が大きいですから、半導体工場を近くに持っておくことが、地政学的なリスクを減らせるということらしいです。
後はヨーロッパも、ASML(オランダの半導体製造装置メーカー)はじめ、半導体の覇権を狙っているような感じ。
アトムからデータ、石油から半導体
ここで言うアトムは鉄腕アトムとは少し違います。
物質という意味で使われていますね、物質(人や物)を移動させるためには石油エネルギーを使ったモビリティが必要。
今後はアトムは移動せず、バーチャルな世界でデータの方を移動させるほうが主流になるでしょうということで、さよならアトムという副題がついています。
データの保持には電気が必要ですから、石油エネルギーの時代はまだ続きそうだなという感じもしました。
油田や半導体工場での火災・事故に対する見方
この本を読んで、見方がだいぶ変わりましたね。
資源による経済戦争が、これらの施設を事故に見せかけて攻撃していると、見えます。
ニュースではそういう不確定の事柄を報道しませんが、近所の火災がそんなにニュースにならずに、こういうことがわざわざニュースになるのは、そんなことを暗喩しているのかなと思います。
結構多く発生しているので、それを隠すために、ロシア・ウクライナの古いタイプの武力戦争を目立って報道している、そんな気もしてきました。
まあ、私の勝手な想像ですけどね。
この前XLEを買いましたけど、SOXLでも買っておこうか
過去記事で半導体に注目して履いたんですけど、結局売っちゃっていましたね。
また同じ道を歩みそうです。おとなしくインデックスを買っておけばいいんでしょうが、なんか買いたくなってしまうこの気持、どうしたものか。
SOXLを前回買った時の過去記事
次世代の技術NTTのIOWNはちょっと気になります
IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)という、電気ではなく光で情報処理をする代物らしいです。