こんにちは、株もっちーです。
水曜日は、自由に色々記載していこうと思います。
読書OUTPUTっぽい、銘柄チェックのような、自由テーマの記載になります。
アフターデジタルとビフォーデジタル
【ビフォアデジタル】リアル(店や人)でいつも会えるお客様が、たまにデジタルにも来てくれる
【アフターデジタル】デジタルで絶えず接点があり、たまにデジタルを活用したりリアル(店や人)にも来てくれる。
日本人の経営者には、この違いを理解していない人が多いということでした。
経営者ではありませんが、ユーザも概念を理解してサービスを選択する必要があると感じました。
気づいたこと
OMO (Online Merges with Offline, Online-Merge-Offline)
これがアフターデジタル時代における成功企業が共通で持っている思考法だということです。
オンラインとオフラインが融合し、一体のものとして捉えた上で、これをオンラインにおける戦い方や競争原理として捉える考え方。
ちょっとよくわからないので、このコメントがイメージしやすいかなと思います。
「オンラインとかオフラインとか、そのようにチャネルで分けて考えてはいないんですよ・・・そもそもそういうチャネルで分けた考え方はすごく企業目線だと思っています。今の時代は、OMOともいわれるように、オンラインとオフラインは既に溶け合って違いはなくなりつつあると考えるのが当たり前なんです。顧客はチャネルで考えず、その時一番便利な方法を選びたいだけですから」(ビットオート)
参考記事:Bitautoについても触れられています。
ちなみにビットオートは、中国でNIOを創業したWilliam Liが指揮を取る、自動車情報サービスの大手企業とのことです。
ちなみに、対立する古い?考え方は、以下になります。
O2O (Online to Offline)
O2Oは「Online to Offline」の略で「On2Off」と表現されることもある。 ネット上(オンライン)から、ネット外の実地(オフライン)での行動へと促す施策のことや、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動に影響を与えるような施策のことを指す。 たとえば、実店舗をもつ飲食店や販売店などが、オンラインで割引クーポンやサービス追加クーポンを提供したり、foursquareなどの位置情報サービスによって積極的に店舗の認知や来店を促したりすることなどがO2Oのわかりやすい例としてあげられる。
今でもよくあるものですね。クーポン見せるとかめんどくさいんですよね、設定し忘れることもあるし。
さっさとマージしてOMOにしてユーザに寄り添ってほしいです。
そういう意味だとPayPayは勝手にクーポン適用してくれたりするので、ユーザよりかもしれません。
他のサービスだと、クーポン画面をレジで見せろとか、選んで30分以内に使わないと無効になるとか、そんなの会員証のID見せればわかるでしょと思うような仕様になっていて、ほんとにサービス享受させる気あるんでしょうかというような、ユーザに意地悪なサービスが多い気がします。
個人投資家としての注目
産業構造のヒエラルキーはこんな感じ
引用元: bebit社のサイトより
当然ながら注目はトップに位置する決済プラットフォーマー
このあたりの世界を制するのはやはり決済プラットフォーマーです。決済だけではなく、ユーザの行動データを活用できる決済プラットフォーマーですね。
中国の例で出てくるのが、アリババ、テンセントといった企業。
米国の企業として出てきたのは、GAFA、スクエア(SQ)くらいかな。
日本の具体的な話は熊本の「くまモン」くらいしか出てきませんでしたが、 マイナンバーを使う人に、サービス・メリットをうまく普及させてほしいですね。
健康保険証の病院のポータビリティ、銀行のポータビリティ。口座振替の変更手続きとか、まさにそう思いますね。
セカンド・オピニオンはいいけど、同じ検査を病院ごとにやらせんなよとか、銀行口座を一度登録しちゃうとめんどくさくて変えられない、とか、ユーザの利便を損なう形での囲い込みはやめていただきたいというか、淘汰されてくるのだろうと思います。
ちょっとめぼしい企業の情報までは得られなかったので、 インデックス投資で平均点を取りつつ、 このようなビジネスの決済プラットフォーマーに少し投資先として振り向けてみるのが、 まあこれからの時代の流れとしては良いのではないかと思いました。
まとめ
非常に面白かったですね。
私の意識もアフターデジタルになっていないことを理解しまして、意識改革できたと思います。
続編の「アフターデジタル2」もおすすめです。
更に続編の「UXグロースモデル」。こちらは、UXを作る業務をされる方向けという感じで、パラパラめくってみた程度で読了。