LIFE SPAN 老いなき世界 を読んだ感想|不老不死って良いのか悪いのか

こんにちは、株もっちーです。

どなたかのブログで紹介されていて気になったので読んでみました。

はてなブックマークしたつもりだったんだけど、紹介元のブログ記事を失念してしまいました。

読んだ本:LIFE SPAN, David A. Sinclair PhD, 梶山あゆみ訳

LIFE SPAN. Why We Age - and Why We Don't Have To.

LIFE SHIFT系のLIFEなんとかかと思いきや、こちらは長寿そのものに関する話

ライフ・シフトについては、この記事で触れてました。

当時は読書のOUTPUTはそれほど意識してなかったので、孔子の動画を紹介のおまけに付けてる感じ。

私は、何が言いたかったんでしょうか。

kabu-motty.hatenablog.com

人生100年時代になるというのは、医学の世界でもかなり研究が進んでいるようです。

LIFESPANでは、老化を病気と捉え、その治療が当たり前になる世界を見据えていろいろな研究成果が紹介されています。

肝は「シャノンの通信理論」のアナロジーっぽい

ja.wikipedia.org

医学というか生物学というか、人体の仕組みにも関係していることに驚きました。

まさに、"Connecting the dots." (スティーブ・ジョブズの名言)だと感じます。

DNA情報を複製していく様は、「通信」と言ってもいいですからね、シャノンの定理が適用できてもおかしくはないです。

生物学に応用できる類似点が3つある

ということらしいです。以下に記しておきます、気になる方は LIFESPAN を読んでみてください。

  1. 「情報源」・・・自分の両親から来た卵子精子
  2. 「送信機」・・・時間と空間を介してアナログ情報を伝送するエピゲノム
  3. 「受信機」・・・未来の自分の体

100年以上、本書では113年が本来の寿命になるという試算もある

65歳で定年だとしても、48年もあります。

45歳で早期退職できたとしたら、68年ですか。退職後のほうが長い。

これは本当に、経済的自由を実現できているか否かで、自分の人生を生きられるかどうかかなり変わってきますよ。

経済的自由を実現できなかったら、一生資本主義社会にけるお金の奴隷のような生活を強いられるかもしれません。

また出ました。哲学者セネカ

健康で生きられる時間が長くなることで、「人間らしさ」が増し、「目先のことに動じないサマリア人になれるのではないか。」ということらしいです。

エスが最初に「善きサマリア人」の話をしたのと同じ時代には、古代ローマの哲学者セネカが、どんなに忙しくても足を止めてバラの香りを嗅ぐ余裕をもてと自らの信奉者たちを諭していた。こう記している。「過去を忘れ、現在をおろそかにし、未来を恐れる者には、人生は短く、不安に満ちている」

人生の時間が増えるのは避けられないのであれば、その時間をより楽しく幸せに過ごしていくには、時間を大切にしていく必要性が更に高まるのだろうと感じました。

まとめ

不老不死までもが、科学的な解明が進んできているとは、だいぶまた自分の古い頭をリフレッシュというかアップデートできました。

やはり学び続けることは大事だと思います。

早期退職したら、もう一度大学行こうかな。

というか、それくらい勉強していかないと、これからの世の中を有利に生きていけない気がします。

大学の価値が上がって行く人が増えれば、学費も安くなるかもしれないし。そんなことはないか。