こんにちは、株もっちーです。
金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。
要するに読書感想文的な活動ですね。
読んだ本:TIME SMART, Ashley Whillans
タイム・スマート。
ちゅり男先生の、以下の記事で知った本です。
図書館で借りて読んでみました。
気づいたこと
本書の内容の紹介ではないですが、こういった本に流れるある哲学を感じます。
時間の大切さに気づいた方の著書に、高い確率で出てくるのが哲学者セネカの考え方である、ということです。
端的な表現で言えば、哲学者セネカのこの言葉です。
「お金のことになると私たちは倹約家になる。それなのに、時間に関してはとんでもない浪費家になる。」
この本にもセネカの哲学が出てきました。
私も何度か紹介しています。
行動したこと
Time is moneyと言われたら、Money is timeが本質ではなかったか?と考え直すことです。
それが行動なのか?といわれそうですけど、意識をそのように持っていくことは行動のきっかけになります。
なので、まずは考え方を改めるというのが重要なのだと思います。
たとえば、
投資の基本は、長期・積立・分散だと言われます
この中の、長期。これは時間を長く取るということですよね。
時間を長く取ると投資の損益がプラスになっていくことが知られています。
ということは、時間がお金に変わっているということです。
もちろん種銭は必要ですが、ある程度の種銭を資本主義の市場平均である世界株式においておけば、おいた時間分お金に変わるということです。
ここで重要なのが複利という考え方です。アインシュタインが人類最大の発明が複利であると言ったらしいですよね。
色々解説されていますけど、理解できた方はいますでしょうか?私はよくわかりませんでした。
ただ、Time is money. Money is time. この違いを意識するとちょっとわかった気になりました。
お金で時間を買うという感覚が、Time is money.
ロボット掃除機をお金で買っても、買える時間はその掃除機が動作する時間だけです、時間の絶対量は増えません。
ここに複利は機能しません。
言い換えると、時間に対しては、複利は機能しないのです。
時間でお金を増やすという感覚が、Money is time.
お金を世界株式に変えて、時間を与えてやります。そうすると、ほっておいたらお金の絶対量が増えているのです。
なぜ増えるのかというと、複利がプラスサムゲームに置いて有効に機能するからにほかなりません。
お金のために費やした時間も、ほっておいただけなので、その時間は自分が使える時間のままなので、減らないですよね。
お金に時間を注ぎ込むことで発生する、不思議な現象です。(複利の機能そのものなので、不思議でもなんでもないのですが)
細々と売買したりするのは時間の無駄だと言われるゆえんはここにあるのだと感じています。
その時間は、毎日8時間以上拘束されてサラリーマン稼業でお金稼いでもいいですし、自由に過ごしてもいいです。
ただ、一人あたりの時間は、だいたい80年くらいと誰にとっても同じです。
この平等に与えられた時間という資源を、どれだけ複利が機能するお金(アセット)に注ぎ込めるかが、お金の総量の格差となって現れてくるのです。
過ごし方を変え、より自由に近づくには、お金を増やすための時間を有効に機能させるだけの種銭が必要になります。
これはまさに、経済的自由を達成するために必要最低限のお金。ということになります。
まとめ
私の説明が下手すぎて、何を言っているのかわからなかったかもしれません。
まだ私も理解しきれていないようにも思えます。
お金は足りない足りないというけれど、時間は有り余るほどあると思っている。
そんなことを思っている方は、ぜひセネカの考え方に触れてみると、何らかの気付きがあるかもしれませんよ。