株式インデックス手数料比較|日本の投信、東証ETF、米国ETF

こんにちは、株もっちーです。

月曜日は、最近の浪費チェックの日にしてみます。

無駄遣いをチェックすることで、支出の最適化を図ります。

最近の浪費

最近、米国株ETFを買うのに、東証ETFや投信を使うのがおすすめみたいな記事をよく見るような気がします。

まあ、自分が気にしだしたので、目に入るようになっただけかもしれませんが。

以前、ジュニアNISA向けに、ETFか投信かどっちにしようか迷った時に書いた記事がありました。

kabu-motty.hatenablog.com

投信を使うのが良いという論調の是非を、もう一度自分の頭で確認してみたいと思います。

気になること

米国株のETF東証ETF、日本の投信 はどれが良いのか?

以下の理由で、日本の投信が有利という論旨です。

日本の投資信託 東証ETF 米国株ETF
再投資時の課税 ○日本課税なし(配当再投資の場合) △日本課税あり ✗日米課税あり(2重課税、取り戻すには外国税額控除申請が必要)
NISA枠 ○減らない(配当再投資) ✗再投資分は減る ✗再投資分は減る

調べたこと

二重課税に対する問題
投資信託等の二重課税調整制度開始のご案内(日本証券業協会)

https://www.jsda.or.jp/anshin/oshirase/files/toushin_tax.pdf

まあ、これを読むと、そうかなーと思います。

東証ETFや日本の投信にかかる手数料は、米国株ETFの手数料にプラスでかかるのでは?

東証ETFでも日本の投信でも、結局日本の証券会社が米国株のETFを買っているんだと思うのですが、 その手数料は余り言及されていない気がします。

んー、ちょっと私の理解力ではよくわかりませんでしたが、こんな仕組みのようです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の場合

このマザーファンドでは、バンガードの名前を出さずにVOOを買ってますとは言えないから、MUFGが自前で同じような構成になるようになんかやってるんでしょうね。その手間賃が以下の手数料でしょうか。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド の場合

eMAXIS Slimに比べると、米国株式の前にバンガードS&P500 ETFが挟まってますね。これはVOOのことなんだろうか。

委託会社・販売会社・受託会社ともeMAXIS Slimよりそれぞれ0.01%程度安いですが、投資対象とする投資信託証券(これが「バンガードS&P500 ETF」のことなんだろうか)に0.03%程度かかっているので、結局eMAXIS Slimと同じような感じなのか。

VOOの経費率(Expense ratio)が、0.03%なので多分そうなんだろう。( Vanguard Mutual Fund Profile | Vanguard より)

2588 MAXIS米国株式S&P500上場投信
(東証ETF)

仕組みはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の場合と同じで、手数料が以下のように違います。

経費比較

手数料だけまとめるとこんな感じです。

eMAXIS Slim
(日本の投資信託)
SBI・V・S&P500
(日本の投資信託)
2588 MAXIS米国株式S&P500上場投信
(東証ETF)
VOO
(米国株ETF)
委託会社 0.0374%
(税抜0.0340%)
0.0242%
(税抜0.022%)
0.055%
(税抜0.05%)
不明
販売会社 0.0374%
(税抜0.0340%)
0.0242%
(税抜0.022%)
SBI証券の場合無料 SBI証券の場合無料
受託会社 0.0220%
(税抜0.020%)
0.0154%
(税抜0.014%)
0.022%
(税抜0.02%)
不明
その他 - 0.03% -
合計 0.0968% 0.0938% 0.077% 0.03%

まとめ

VOOを直接買っていれば、年0.06%くらいは手数料を安くできるんでしょうと思い、自分がVOOをメインで買っているのは良いのかなと考えています。まあ、普通に考えれば、源流から仕入れるのが一番安いですよね。

敗者のゲームの著者も、バンガード推しでしたしね。

子供向けのジュニアNISAでは日本で非課税であり二重課税にもならないので、子どもたちには取り戻せる所得税もなく確定申告もやる気ないので、日本の投信・東証ETFを買って楽をします。

1000万円分買っていても、1年で2000-6000円くらいなので、まあこれくらいなら無視してもいいでしょうと言われれば、そうだね~と思います。

まあ、そんな感じに考えています。

配当にかかる税金も、額が増えてくると結構な重みになりますかね。1000万円投資していて配当が3%なら30万円に、20%の日本での課税で6万円か。

これは手数料に比べて結構デカイかもしれない。学生時代のバイト代くらいにはなりそう。

投信の再投資の場合は、自動でできるというのもいいですね。これからのジュニアNISAは投信で行こう。

情報は古くなっている可能性がありますので、最新の情報はご自身で調べてみてください。

本当に日本の投信を買うのが一番いいのか疑問に思ったので、整理のために記事にしてみました。