経済的自由までのお金のライフプラン|長期計画が大事

こんにちは、株もっちーです。

今回は、突然ですが我が家のライフプラングラフを開示したいと思います。

経済的自由に向けていちばん大事なのは、お金のライフプラン

私はこのように考えています。

XXXX万円でFIREとか色々と単純でキャッチーな言葉が飛び交っています。

お金は使えば減りますし、資本主義社会を生きていくには、ある程度のお金を使う必要があります。

人生いろいろな変化がありますので、経済的自由の達成にいくら必要か、これは一つの数字では語れません。

4%ルールで賄える資産があればある程度安心できるんでしょうが、なかなかこの資産額に到達するのは時間がかかりそうです。

4%で賄えない支出というのも、突発的に発生するでしょう。

そこで大切なのが、ライフプランニングということになります。

こんな言葉もありますね。

人にして遠き慮り無ければ、必ず近き憂い有り。(論語

少なくとも自分が死ぬまで、どのようにお金という経済的自由の基盤とも言うべき資産を保有していくかを考える必要があります。

まずは結論、ライフプランは劇的に改善できる

これが我が家のライフプラングラフです。青いグラフがその年末の資産の合計(将来分は計画値)になります。

3つのグラフが並んでいます。それぞれ以下です。

  • 上:2017年時点の見積もり
  • 中:2018年時点の見積もり
  • 下:2021年時点の見積もり

どうでしょうか?同じ人間の家計とは思えないですよね。

節約を意識することで、未来が変わる可能性が具体的に見えることにより、 そのモチベーションを維持することができそうだなーと、実感しているところです。

ライフプランの立案には収入と支出の現実的な値が必須

収入

サラリーマンですので、基本的には給与です。毎年の給与改定に伴い、修正していきます。妻の収入含めています。

インカムゲイン(配当金・分配金)の予測値(投資している資産の2~3%程度を想定)やもらえるであろう児童手当などもこれに含めていきます。

キャピタルゲインは0としています。

マイナポイントとか予期せぬ収入は、計画できません。貰えればラッキーです。

やるなら国民が計画を立てられる、安定したベーシックインカムとか、そういうのを望みます。

毎年、改悪されるようなのは最悪です。計画が破綻するリスクが増えます。

支出
日々の生活費

1年家計簿つければ、大体わかります。家計簿をつける第1の目的は、生活費の把握です。

我が家では、3年間の移動平均に加え、1%のインフレを想定しています。インフレ率は少し調整の余地があるかもしれません。

更に、浪費を防止するためには、未来の生活費に対する、予算を立て、その予算を超過させないする意識を持つことです。

ざっくりと、収入以下の支出であればよい、という考え方だと、支出はだんだんと増えていきます。

パーキンソンの法則というものがあります。

ja.wikipedia.org

家計に関しては、第2法則がよく合致します。 これを克服するためには、収入ではなく予算で上限をかける意識が必要だと考えています。

第1法則は、仕事の視点ですが、これも耳が痛いです。ほんとにそうなりますからね。

というか労働者として、早く仕事完了して次の仕事を増やされたらたまったもんじゃありません、という意思があるように思います。

テスト勉強や夏休みの宿題を、ギリギリまでやらないというのも、ちょっとは当てはまるかもしれません。

計画的な大きな出費

車の買い替えや、家の修繕の費用を見積もります。

これもなかなか難しいですが、家計簿をつけてどれくらいの頻度で家電を買うかとか、予想します。 気をつけるべきは、売り手の視点が入った情報を鵜呑みにしないことですね。

車は5年で買い換えるとか、結婚にかかる平均的な費用とか、これを鵜呑みに計画立てるとだいぶお金が必要です。

自分が何にお金をかけたいのか、どこはそれほど必要ではないのか、メリハリを付けて考えることが大事だと思います。

子供の教育費

頑張って見積もります。これが一番難しい。 私の場合は、すべて国公立、大学は大学院修士課程修了までの6年間、仕送りなしで見積もっています。

値は平均値をつかってます。あんまり使いたくないけど、未来のことなのでわからない。

多少予備費を見積もっているものの、それを超える高額な塾に通ったり、下宿したり、私立に行く場合は、大き目の修正が必要です。

グラフについての解説というか、自分用のメモ

2017年|上のグラフ

以下で支出を見直す前の計画です。

kabu-motty.hatenablog.com

2056年に資産が底をついて、生活保護入りです。

まあ、計画立てていただけ素晴らしいです。

子供2人でこの状態で、まあちょっと節約すればなんとかなるだろうとかそんな感じでしたが、 子供3人目の話が出てきて、真面目にライフプラン飲み直しに取り組み始めたわけです。 これは、3人目の子供に感謝しなくてはいけません。

はっきり言って、人生の転機になりました。

普通は子供2人までという自分の中の常識が破られた瞬間だったと思います。

今思えば、支出に関して、どんだけ無駄遣いしてたんだという感じなんですが、当時は全くそんなつもり無く有意義に生きてきたつもりでした。

2015-2017年で、資産が減っているのは、住宅ローンの繰り上げ返済に躍起になっていたからです。ちょっとやりすぎていました。

2018年|中のグラフ

支出を減らして、まともな安定的な計画線になりました。

米国株投資に舵を切り始めたのも、この年からです。

ここで気づいたのが、死ぬ時に「8000万円も持っててどうすんの?」ってことです。

お金を使うにも、2017年までのような浪費に使いたくはないけど、世界旅行するにも今までのように仕事をしていたら、時間がありません。

もしかして、これはあきらめていた経済的自由が手に入るのでは、と思ったのもこの頃です。

色々と調べたり、ブログや本を読んだり、見直しを続けているところで、PCのクラッシュにより2020年のデータが消えました。

2021年からブログを始めたのはこれがきっかけです。インターネットに公開しておけば、データなくならないしいつでも見れるでしょうという理由です。

2021年|下のグラフ

米国株投資を始めたタイミングが良かったのでしょう、節約も相まって資産の上昇スピードが加速しました。

赤い折れ線グラフは、年金受給開始までに必要な支出の総計です。

青い棒グラフが、赤い折れ線グラフよりも上に突き抜けた時、経済的自由の達成となります。

わかりやすいでしょ。

このまま順調に行くと、2029年末には経済的自由の水準に達する予定です。

巷で言われる4%ルールとは異なる考え方になります。

Die With Zero の方が近いかなーという感じ。

この本ではアリとキリギリスの童話に対する疑念が出てきます。 アリは生き残りキリギリスには悲惨な結末が待っているというストーリーですが、 「アリはいつ遊ぶことができるのだろう?」ということですね。

経済的自由を達成するまで、アリっぽく、その後はありの知識を持ったキリギリスのように、賢く振る舞いたい。

そんな希望を持っています。

計画上では、2030年末にFIREというか収入0にして見積もっています。 年金額も、その年に辞めた場合の金額に減らしています。

節約がうまくいき、家計が改善しているので、年金をもらい始めたらまた使い切れないくらいのお金が手に入ってしまうかもしれません。

年齢にして50歳手前、まあなかなか悪くないと思います。もっと早くてもいいという、欲も出てきますが、株式の依存度が高くレバレッジ賭けすぎや個別株集中投資のスピード違反は危険です。

まあ、計画外のお金が必要になる可能性はありますけどね。心配してもキリがありません。

エセではありますがアッパーマス層に到達したことで、株などの金融資産なら売ればいつでも完済できる状態になりました。

心配の一つであった住宅ローン返済に対する不安がほぼなくなっています。

住宅ローンの繰り上げ返済をしてしまうと返したお金を使うことはできないため、繰り上げ返済すればするほど金融資産が減って、たまらないというストレスに悩まされていましたが、それがなくなりました。繰り上げ返済による利息の軽減メリットはもちろんあるので、これはその人の性格によって、どちらが良いかというのは変わるかもしれません。ご自身でよく考えて実行してみてください。

まあ、一番いいのは住宅ローンとはいえ、借金しないことです。

株というリスク資産なので、多少浮き沈みはあるものの現物投資のみであり0にはならないという安心感がありますし、いつでもキャッシュに換金できるのが心強いです。 iDeCOに抵抗があるのは、60歳まで資金拘束されるという点です。非課税枠は使い切りたいんですけどね。

kabu-motty.hatenablog.com

どうしても心配なら、退職を数年ずらして、億り人を目指しても良いかもしれません。

でもほしいのはお金じゃない、経済的自由なのです。

まとめ

長期的な見通しを立てることの大切さを考えてきました。

冒頭に紹介した論語の言葉は、この記事でも取り上げています。 わかりやすい動画の紹介もありますので、興味のある方は御覧ください。

kabu-motty.hatenablog.com

まだまだ絵に描いた餅のような計画ですが、経験を積むことにより年々良くなっているので、実現できる気もしています。

我が家特有の計画なので一般的に参考になるところは少ないと思いますが、経済的自由を目指す同志の方々の、気付きになれば幸いです。

経済的自由を探求を、継続していきたいと思います。