感想OUTPUT:WHOLE BRAIN 心が軽くなる「脳」の動かし方 を読んだ感想

こんにちは、株もっちーです。

金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。

要するに読書感想文的な活動ですね。

読んだ本:WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方, ジル・ボルト・テイラー (著), 竹内 薫 (翻訳)

Whole Brain Living: The Anatomy of Choice and the Four Characters That Drive Our Life (English Edition)

こちらのTED動画も合わせてみていただければと思います

youtu.be

気づいたこと

図書館でたまたま手にとった本ですが、まえがきに引き込まれてしまいました。

そして、TEDはインターネットで初めてバズった講演だそうです。

Amazonの紹介記事より抜粋。

もう人間関係、世代間ギャップ、依存症で悩まない! 脳科学者が脳卒中に学んだこと。

左脳は思考、右脳は感情というステレオタイプから脱却し、脳の仕組みを知れば、考え方・感じ方の嫌なクセは変えられる。脳は、ふたつの感情、ふたつの思考、合計「4つのキャラ」のシェアハウスだ。たとえば、心と頭が別々のことを言っているときは、脳の異なるキャラ同士が争っている。キャラたちが、ひとつのチームとして協力し合えば、心穏やかな人生が手に入る。
脳は、今でも進化の途上にある。私たちは、何かことが起こったときに、感じ、考える回路を何度も使ううち、その回路だけが発達してしまい、ほかの回路を作動させることができなくなっている。けれど、それを知って、別の回路をはたらかせることができるようになれば、いつもの自分の考え方や感じ方のパターンとなっている嫌なクセを変えられるのだ。
脳科学の分野の「4つのキャラ」と、ユング心理学の「4つの元型」は符合すると、著者は言う。本書は、脳科学と心理学を融合させ、自分自身の力で、自分の「脳」を動かし、なりたい自分になる方法を教えてくれる。

脳の部位ごとに4つのキャラを割り当てるという分析は、理解しやすくてなるほどなと思う考え方でした。

Amazonの紹介部分に、4つのキャラを示した図がありましたので、貼っておきます。

完全なる著者の経験談ベースだからか、哲学の話が出てこない

だいたいこういう系の本には哲学者の言葉が引用されていたりする印象があるのですが、この本には一切誰も出てこないですね。

この著者自体がシャーマン的な要素を持っているのかもしれないなと、TED動画を見て思いました。

行動したこと

私自身、ほぼ毎朝モーニングノートを書いていますので、色々キャラに割当たりそうな事が出てきています。

今の記録として、書き残しておきます。

右脳のところに関しては、文字にする時点で左脳を経由してしまうという点には多少疑問を持ちますが、イメージを染み出すこともできないので、そう表現するしか無いですからね。

自分が感じる4つのキャラ
キャラ1

時間を気にする自分ですね。時間に追われると言ってもいいかもしれない。

子供たちを朝から学校に追いやることもそうですし、仕事の納期感もそう。

キャラ2

お金が足りるかこの不安感、経済的自由の探求に駆り立てる気持ちはこのキャラクターが強く動作しているのだと思います。

仕事するときに気持ちは、キャラ1, 2が支配的です。子供たちと接するときも、これらが半分くらいでてくるかな。

今の生活は、このバランスが多すぎるように思います。

結局は、不安を取り除いて、安心したいということなんでしょうが。

キャラ3

美味しいものを食べたり、筋トレによる心地よい疲れ。

子供たちが自由に遊んだり、変な遊びをしている、遊ぶ姿・好奇心をみていると羨ましく見えますね。

このまま眠り続けたいとか、食べまくりたいとか、欲に任せた行動もこのキャラが出てくるところだと思います。 ただ、キャラ1にかなり抑え込まれているなーと、感じますね。

経済的自由の探求が、少なくともお金の不安を取り除き、このキャラクターを解放するのだと信じているように思います。

キャラ4

鳥の声や雲の動きを眺めているときに感じる気持ちかもしれません。 雲が動いているのか、自分が動いているのか、なんとなく宇宙との一体感を感じますね。

あとは寝る時、布団に包まれたり、ベッドに沈み込んだりする感覚でしょうか。

まとめ

神経解剖学者が、自身の脳出血体験から感じたことを整理した、と言う内容で、非常な説得力を感じました。

モーニングノートはなかなか有効だなという思いも強くなりましたので、 少しこの4つのキャラも意識しながら、バランス良く生きていきたいと思います。

経済的自由は、このバランスを理想的な状態に保つために、有効な手段の一つだとも思います。