これが現状維持願望なのか、海で思ったこと

こんにちは、株もっちーです。

今日はただの日記っぽい何かです。

天気が良かったので、海を見に海岸に行ってきました

海を見ながらお昼ごはんを食べて、寒いけど海岸の砂浜で少しだけ遊ぶという、日帰りのんびりプランです。

みんな結構行く気まんまんでした。一人を除いて。

子供の一人が行きたがらない

もう最近、何でもかんでもイヤイヤと言って、手を焼きます。

家にいて出かけるまでの言動
  • 家でゲームがやりたい
  • 寒いから嫌
  • 昼ごはん好きなもの食べていいよと言っても、「昼ごはんなんて何でもいいっ!」と突っぱねます。
  • 一人で留守番も嫌(まあ、やると言ってもまだ任せられませんけどね。)
海にでかけて帰るまでの言動
  • 車から出たくない(昼ごはん買い出しの時、結局妻に説得されて出てきました)
  • 散歩はしたくない(結局、ついてきて、一番はしゃいでました)
  • 海でまだ遊びたい(一番行きたがらなかったのは、あなたなんですけど)

これは現状維持願望なのか

「未知のものや変化を受け入れず、現状維持を望む心理作用」

現状維持バイアスとか現状維持願望というらしいです。

ちょっと合ってるかわかりませんが、現状維持っぽい行動を挙げてみます。

  • 買った株をなかなか手放せない(損切りできない)
  • 何も考えず前と同じものを買ってしまう(そしてもっといいやり方があることに気付く)
  • 仕事をやめたり転職できない(心のどこかで、現状に満足しようと言い聞かせている)
ちょうど読んでいる本にも少しページが割かれていました
ファスト&スロー(下) , ダニエル カーネマン (著), 村井 章子 (著, 翻訳)

現状維持願望
人間も含めてあらゆる動物は、得をするより損を防ぐことに熱心である。縄張りを持つ動物の場合、たいていは防衛側が勝つことは、この原則で説明できる。ある生物学者の観察によれば、「縄張りを脅かそうとする侵入者が現れた場合、ほぼまちがいなく縄張りの主の勝利に終わる。それも数秒以内に決着がつく」という。人間の場合には、組織改革を試みたときに起こりがちな顛末を、この原則で説明できるだろう。たとえば企業の再編やリストラ、事務手続きの合理化、税法の簡素化、医療費の削減などがこれに当たる。はじめからわかっていることだが、改革というものはまず必ず、全体としてみれば改善であっても、大勢の勝ち組を作る一方で、一部に負け組を生む。だが改革で不利益を被る人たちが政治的な影響力を持っている場合、潜在的な負け組は潜在的な勝ち組より積極的に、かつ強い決意を持って、その影響力を行使する。改革案には、現在の利権保有者を保護する既得権条項が盛り込まれることが多い。
損失回避は現状の変更を最小限にとどめようとする強い保守的な傾向であり、組織にも個人にも見受けられる。近所付き合いや結婚生活や職場で安定した状態が維持されるのは、こうした保守的な傾向が寄与していると言えよう。言うなれば損失回避は、私たちの生活を参照点近くにとどめおく重力のような存在である。

子供の例はこの現状維持願望のミクロ版なのでしょう。

ずっと寝ていたい、ずっと食べていたい、ずっとゲームやっていたい、というような、今やっていることを続けたいということが、動物の行動原則としてあるのかもしれません。

上巻の感想文はこちら。

kabu-motty.hatenablog.com

まとめ

5人家族というのは、4人家族で育った私からしても初めての体験です。

にぎやかでいいのですが、意見を合わせるのが大変だなと痛感しています。

家族ですらこんなのですから、仕事で何百人もの人を取りまとめるというのは、至難の業としか思えません。

チームは3人位がベストですかね。

久々に快晴の海原を見て、癒やされました。

まあ、普段は一人でいいかな。