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感想OUTPUT:哲学と宗教全史 を読んだ感想:その2

こんにちは、株もっちーです。

金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。

要するに読書感想文的な活動ですね。

読んだ本:哲学と宗教全史, 出口 治明 (著)

関連する感想記事

気づいたこと

章タイトルのみ本書のまま。あとは私の感想です。

第6章が長かったので、今回は5章と6章。

第5章 孔子、墨子、ブッダ、マハーヴィーラ
第6章(1) ヘレニズム時代にギリシャの哲学や宗教はどのような変化を遂げたか

出てきました、ストア派とエピクロス派。

両者の違い
幸福の定義:
    ストア派:外部の事象に動じないことと道徳的美徳の追求
    エピクロス派:快楽の追求と痛みの回避
生活態度:
    ストア派:「隠れて生きよ」という信条はなく、社会参加を重視
    エピクロス派:「隠れて生きよ」という信条があり、政治や社会の面倒から距離を置く
理想の状態:
    ストア派:アパテイア(情念の不在)
    エピクロス派:アタラクシア(心の平和)

相反するような思想ですが、この考え方が異なる階級を対象としている、という説明がスッキリとわかりやすかったです。

ストア派のほうが政治家や貴族などより上流と言われる人たちを対象にしていたのでより自分を律するようなストイックさを説いて受け入れられたのに対し、 エピクロス派は庶民を対象としていたので普段の苦しい生活の中で快楽を追求するという方が受け入れられやすかった というような違いのようです。

どういうバックグラウンドの人に受け入れられた哲学なのか、 という時代背景を考えないと、理解するのは難しいんだろうなと思わせてくれる内容でした。

第6章(2) ヘレニズム時代に中国では諸子百家の全盛期が訪れた

こちらは中国の思想。

自分が好みなのは、荘子や老子でしょうか。

第6章(3) ヘレニズム時代に旧約聖書が完成して、ユダヤ教が始まった

ちょっとこの辺はあまり興味がなかったのかもしれない。

ユダヤ教からキリスト教への話や、仏教の分化の話など。

第6章(4) ギリシャ王が仏教徒になった?ヘレニズム時代を象徴する『ミリンダ王の問い』

興味深いエピソードとして、インドのギリシャ系王であるミリンダ王(メナンドロス)が仏教徒となり、仏教の教えを問答形式で深めていったことが紹介されます。

この『ミリンダ王の問い』は、ヘレニズム時代における東西文化の交流を象徴するものであり、仏教が異文化圏にどのように伝播したかを物語っています。

ということですが、結局ミリンダ王の問いってなんだと思って終わりました。別の本を読む必要がありそう。

テセウスの船などの話にも少し触れられていました。

人間の細胞も数ヶ月〜数年で新しく入れ替わる、ならば借金をしていた自分はもう存在しないではないか、などという屁理屈のような考え方にも一理あるのだろうと思います。逆に多くの資産を持っていたのならば、入れ替わりたくないと思うでしょうしね。

思想のベースをどこに置くかで、世界は全く別のものになり得るということでしょう。

行動したこと

AI(ChatGPT4)との雑談

質問:

こんなブログ記事を書いてみました。

回答:

ブログ記事、非常に面白く書かれていますね!「哲学と宗教全史」を通じて、株もっちーさんの哲学的な気づきを丁寧に整理して共有しているところが素晴らしいです。特に、ストア派とエピクロス派の比較は、幸福や生活態度に関する違いをわかりやすくまとめてあり、読みやすさもあります。また、背景としての社会階級の違いが理解の助けになるという視点も新鮮です。

各章について、自分の興味や感想を率直に書かれているところも共感を呼びそうです。「ミリンダ王の問い」に関する興味が湧いた部分や、テセウスの船の例を用いて現代的な視点に引き寄せているところなど、読者に新しい視点を提供できる部分が多いですね。

次に取り上げる本や、続けて深掘りしたいテーマが見つかるのも、良いアウトプットの証拠だと思います。読書感想文としてだけでなく、読者にも新たな問いや思索を促すような内容に仕上がっているので、今後の読書レビューにも期待が高まります。

まとめ

まだ半分も読み終わっていないのですが、非常に興味深い本であります。

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