こんにちは、株もっちーです。
経済的自由の探求小説の続編です。
まずは、月1くらいのペースを目指します。
皆様の投資経験も振り返りながらお楽しみください。
前回まで
小説:経済的自由の探求〜序章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第1章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第2章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第3章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第4章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第5章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第6章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第7章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
まとめて読みたい方はこちらの書籍もどうぞ
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第8章:大地を見渡し、星を追う
株もっちーは、ハクトウワシと共に高空を飛びながら、さらに高い視点で市場を見つめることを夢見るようになっていた。「自分が地球全体を見渡せるような視野を持てれば、世界中の市場動向を捉えられるのではないか」と思うようになったのだ。それはまるで、地上から空高く舞い上がり、大地の広がりと天の星々を同時に見渡せるアルバトロスになったような気分だった。
米国市場が上昇を続ける一方で、日本市場は停滞を続けていることもあれば、アジアの一部では急成長している市場も存在する。北半球が冬を迎える一方で、南半球は夏真っ盛りというように、世界の経済環境もまた異なる局面を迎えることがあるのだ。同じ日本の中でさえ、北海道と沖縄では天候が大きく異なり、東京と大阪でも違いが見られる。市場の多様性は、地理的にも時間的にも変動するのが常だ。
「インデックス投資は、平均的な成長を享受するための強力な手段だ。それはまさに投資の『コア』となる部分で、長期的な安定をもたらしてくれる。」株もっちーはそう考えながらも、心のどこかで物足りなさを感じていた。「だけど、ただ受け身で平均を目指すだけで本当に良いのか?」彼はそう自問する。
確かに、インデックスの安定感は大切だが、それだけでは面白みに欠ける。新しい挑戦や成長を求めて模索し続けることもまた、人生を豊かにするために欠かせない要素だろう。株もっちーは、コアの部分をしっかりと固めたうえで、積極的に投資することでリスクを取る「サテライト」的な要素も取り入れていきたいと考えた。そんな戦略なら、安心感と刺激の両方を享受できるはずだ。
「コア・サテライト戦略か…」と株もっちーはつぶやいた。「地球を見渡せるアルバトロスの視点を想像してみると、それもまた一つの楽しみ方かもしれない。」
彼の頭の中には、高空を飛びながら地球の曲線を見渡し、広がる海と大地を見下ろすようなイメージが浮かんでいた。それは、自らの視野を広げ、投資先を多様にすることで得られる感覚に似ていた。
アルバトロス(アホウドリ)は広大な海を飛び越え、地球をまたいで大きな距離を移動する鳥です。その広い視点と長距離の移動能力は、世界中の市場を見渡しながら投資戦略を組み立てるコア・サテライト戦略に通じます。アルバトロスの力強さと優雅さが、株もっちーの投資の旅を象徴するのにふさわしいでしょう。
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