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お金に縛られない自由を求めて

5人家族の食費を1食ずつ積み上げ計算したら、月12万円目標はもう無理そうだった話

最近、なんとなく食費が増えた気がする。でも、どこを削ればいいのかわからない。

そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?

我が家も同じでした。毎月のスーパーのレシートを見ながら「またオーバーしてる…」と感じつつ、具体的にどこに問題があるのか、そもそも目標金額が現実的なのか、ずっとはっきりしないままでいました。

そこで今回は、1食ずつ食材コストを積み上げて試算するという方法で、我が家の食費の実態を丸裸にしてみました。13年分の家計簿データとも照らし合わせた結果、見えてきたのは「節約が足りない」のではなく「目標設定がそもそも現実的でなかった」という事実でした。

はじめに:「なんとなく12万円」の限界

我が家は5人家族(夫婦+子ども3人)。

長年、食費の目標を「月12万円(日用品含む)」に設定していました。 でも昨年から、どうやっても超えてしまう月が続いています。

これはただの意志の問題なのか? それとも、もはや12万円という目標自体が現実的でないのか?

そこで今回、食費を1食ずつ積み上げて試算することで、我が家の食費の「あるべき姿」を確認してみることにしました。


積み上げ試算:1食あたりのコストを計算する

まず、定番の食事メニューを元に、1人1食あたりの食材コストを丁寧に積み上げます。

朝食(1人あたり)
食品 数量 金額
食パン 1枚 40円
ヨーグルト 100g 40円
ブルーベリー 20g 30円
1個 30円
小計 140円

朝食は比較的シンプル。ヨーグルト+ブルーベリーは健康投資として意識的に入れています。

昼食(1人あたり)
食品 数量 金額
ご飯 220g(炊き上がり) 220円
肉・魚 100g 100円
野菜 100g 50円
小計 370円

昼食は平日が大人1人のみ、週末は5人全員。月60食(平日20回+週末40回)の計算です。

うどんなど麺類の時もありますけど、高めのご飯で見積もりは統一。

妻のランチ代は別、集計外。

夕食(1人あたり)
食品 数量 金額
ご飯 220g(炊き上がり) 220円
肉・魚 100g 150円
野菜 100g 50円
納豆・豆腐類 100g 50円
小計 470円

夕食は毎日5人全員で150食/月。肉魚は週2〜3回魚を入れることで平均150円に設定。

飲み物
品目 数量 月額
牛乳 週2本程度 2,000円
お茶パック 1日1パック程度 600円
コーヒー豆 200g 1,000円

牛乳は週2本ペース。お茶は子どもたちの水筒と家飲み用に毎日1〜2パック。コーヒーは大人の楽しみとして豆から淹れています。

お酒は飲みません。飲み会はイベント・交際費。 ジュースも出かけたときに買う程度ですがイベント・交際費に入れています。 ポカリスエットのようなものは、病気の時たまに買いますが、無視できるレベル。

間食・果物
食品 月額
ナッツ(大人2人) 1,000円
パン 1,200円
果物 6,000円
菓子類(子ども3人×100円×30日) 9,000円

果物は週1,500円ペース。みかん・バナナ・りんご・キウイなど季節のものをその都度買っています。

パンは毎週パン屋で買っている感じなので、もっと多いかもしれない。3倍くらいかな。 菓子類とあわせたら、1万円くらいで丁度あってるかもしれない。

調味料
品目 月額
太白ごま油 500円
醤油(国産大豆) 200円
味噌 500円
みりん・酢・料理酒 500円
ドレッシング類 600円
ソース・ケチャップ 300円
合計 2,600円

積み上げ結果:内食だけで月13万円超

各項目を合計すると:

区分 月額 構成比
朝食 21,000円 15%
昼食 22,200円 15%
夕食 70,500円 49%
飲み物 3,600円 3%
果物 6,000円 4%
間食 12,000円 8%
調味料 2,600円 2%
内食合計 137,900円 100%

内食だけで約13万8千円。

「12万円に収めよう」と思っていたのに、積み上げてみたら理論値でもすでに大きく超えていたわけです。外食(月約2万円)を加えると、食費全体では月15〜16万円が現実的なラインになります。

果物無しってわけにも行きませんしね。日本は果物高いんですよ。

間食もね、子どもがいるとつい、買ってしまいますね。 グミとかアメとか、いらんでしょと思いつつ。

なるべく買い物に連れて行かないようにしよう。


実績データとの照合:2013年〜2025年の推移

実は我が家は2013年から家計簿をつけています。食費の実績を振り返ると:

家族月額(内食+日用品) 1人あたり月額 備考
2013年 約5.3万円 約1.8万円 子1人、集計開始直後(外食が多かったのか、異常値かも)
2015年 約8.9万円 約2.7万円 子2人
2019年 約8.8万円 約2.2万円 安定期?
2020年 約7.2万円 約1.4万円 コロナ巣ごもり、子3人
2022年 約8.9万円 約1.8万円 インフレ始まり
2024年 約10.8万円 約2.2万円 急増
2025年 約12.2万円 約2.4万円 試算値と近似

全国平均との比較

総務省の家計調査(2024年)によると、2人以上世帯の平均食費は月約8.8万円、5人家族に限ると月10〜11万円台が一般的な水準です。我が家の現状(月13〜16万円)はそれより2〜5万円ほど高めです。食材の質へのこだわり(国産食材・良質な油・ブルーベリーやナッツなど)や子どもが3人いることを考えれば、ある程度は納得できる水準だと思っています。

注目すべきは2019年比でみた上昇率

月額 対2019年比
2019年 8.8万円 基準
2022年 9.4万円 +7%
2024年 10.8万円 +23%
2025年 12.2万円 +39%
2026年試算 13.8万円 +57%

5年で約6割増。 これは「節約が足りない」のではなく、子の食事量増加とインフレの影響です。

特に直撃を受けたのが。我が家は月20kg消費していますが、かつて5kg=2,500円程度だったものが今は5,000円。米代だけで月2万円になっています。


なぜ夕食が突出して高いのか

試算を見ると、夕食が月7万円と全体の49%を占めています。

食事回数で比べると、5人全員が家で毎日食べるのは朝食と夕食(各150食/月)で同じです。昼食は平日が大人1人のみのため60食と少なくなっています。

  • 朝食:5人×30日 = 150食
  • 昼食:平日1人+週末5人 = 60食
  • 夕食:5人×30日 = 150食

では、なぜ同じ150食の朝食(月2.1万円)と夕食(月7万円)でここまで差が出るのか。

答えは1食あたりの単価の違いです。朝食は食パン・ヨーグルト・卵など軽めに済ませているため1人140円。

一方、夕食は肉魚(週2〜3回は魚)に納豆・豆腐などの副菜も加わり1人470円と、3倍以上のコストになっています。


目標の見直し:12万円→15万円

今回の分析を踏まえて、食費の目標を見直すことにしました。

旧目標 新目標
内食(日用品含む) 120,000円 130,000円
外食 20,000円 20,000円
合計 140,000円 150,000円
1人あたり 28,000円 30,000円

これ以上削ろうとすると、食材の質を落としたり、食事の楽しさが失われたりして、かえってQOLが下がります。FIREを目指す家計管理において、食費は削れば良いというものではなく、持続可能な水準を見極めることが重要だと感じています。


FIRE視点での食費の重み

最後に、FIREの収支計算における食費の位置づけを確認しておきます。

期間 金額
月額 150,000円
年額 180万円
10年 1,800万円
20年 3,600万円

食費は生活費の中で最大の固定支出のひとつです。しかも子どもが中高生になるにつれてさらに増加が見込まれます。逆に子どもが独立する10数年後には、夫婦2人で月6〜8万円程度まで下がる見込みです。

ライフステージによって食費は大きく変動します。FIREの長期計画を立てる際には、「今の食費」をそのまま将来に当てはめるのではなく、家族構成の変化を織り込んだ動的な試算が必要ですね。


まとめ

  • 1食ずつ積み上げると、内食だけで月約13万8千円が我が家の理論値として出てくる
  • 2019年比で食費は約6割増。これはインフレの影響であり、節約の問題ではない
  • 月12万円目標はすでに現実的でなくなっている
  • 月15万円(1人3万円) が我が家の持続可能な食費水準
  • 無理な節約意識はQOLを下げるだけ。適切な目標設定が家計管理の本質

我が家の食費見直しの計算プロセス、参考になれば幸いです。みなさんの家庭ではいかがでしょうか?

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