私にとっての経済的自由とは

こんにちは、株もっちーです。

私が考える、経済的自由(Financial Freedom)についてです。

自由になりたい

大学生時代から自由になりたいということを考えてはいたのですが、ようやく具体的なイメージができるようになってきました。

まあ、また変わるかもしれませんが、今の考えを残しておきます。

FIRE(Financial Independence, Retire Early)ムーブメントというのが有名です。 まさにこれに近い考え方だと思いますが、自分の理解として、書いておきます。

経済的自由 = お金に束縛されない

経済=お金

自由=束縛されない

と捉えていますので、お金のために自分の行動を縛られない というような意味合いになります。

大学生の頃は、本を読んでいるだけで満足するようなやつだったので、読書三昧の生活ができればいいなと思っていたような気がします。

就職して働き始めた当初は、欲しい物が買える自由が手に入って、経済的自由になったと思うかもしれませんが、

これまで生きていくためのお金が親が間接的に負担していたものが、

自分の労働に寄って会社から得る給与に変わったというだけで、

経済的な依存の対象が「親」から「会社+自分の労働力」に移行したことと考えられます。

FIREでは、投資によりこの経済的依存から経済的独立状態にすれば、「会社+自分の労働力」の必要性がなくなって、早期リタイアできるよと言っているのです。

経済的独立の具体的な数字としてよく言われるのが4%ルールというやつです。

投資して4%のお金を生み出すとして、生活費がその金額以下になれば、お金を得るために働く必要がなくなることがわかると思います。

生活のためのお金を得るために働いている、という方がほとんどだと思います。

お金は増やすことができるという性質を理解し活用すると、 生活のためのお金を、お金で確保するように運用できるようになり、 「自分の労働力」でお金を稼ぐ必要がなくなります。

つまり、「経済的な依存の対象」を、「運用資金」にすれば、お金を稼ぐために使っている「会社+自分の労働力」から、自由になれるということです。

生活費のお金を稼ぐために仕事をしていると仕事をやらないという選択肢はないのですが、 生活費を稼ぐためではない仕事については仕事をやらないという選択肢ができるのです。

選択肢があり自分で選べる状態は自由であるということですから、 もう一度逆にたどると、 経済的に自由、つまりお金の心配をしなくて良くなるには、お金が必要ということになります。

FIREと経済的自由を関連付けて表現すると、

FI(経済的自立)により、経済的自由な状態となり資本主義社会における行動の自由が広がる。その選択の結果の一つがRE(早期退職)である。

お金から自由になるためには、お金が必要

なんだかおもしろい性質だと思います。

私も当然FIREしたいですが、株式投資に拠る資産運用ではなかなか4%の利益って得られていないというのが現状ですね。

4%で運用できたとして、年間にかかる費用の25倍の資金が必要です。

我が家は住宅ローンの返済も込みで最低400万円は掛かりそうなので、ざっと1億円くらいが必要になります。

子供の教育費用も賄おうとするともっとかかります。

億万長者という言葉は、古い言葉ですがそういう意味合いでもいい数字だったんだなと思います。

自分としては、年金と合わせて生活費が生み出せればいいなと思ってますので、今の計算だとこれくらいの資産が必要と計算しています。

  • この記事を書いた40歳時点で1.3億円くらいあればなんとか。(全然足りないので諦め)
  • 45歳時点で1億円くらいあればなんとか、1.1億あれば多少余裕あり
  • 50歳時点で7000万円くらいあればなんとか、8000万円あれば多少余裕あり
  • 55歳時点で4000万円くらいあればなんとか、5000万円あれば多少余裕あり
  • 60歳時点で2000万円くらいあればなんとか、3000万円あれば多少余裕あり

年齢が上がるごとに必要な支出も減っていきますので、若いほど必要な資金は大きくなります。

偶然にも老後2000万円問題に近しい数字になっています。 65歳ならもっと少なくても大丈夫そうだというのも、 自分で計算してみるとわかります。 なぜ2000万円なのかを気にするのも良いですが、自分の家系はどれくらい必要なのか、 ご自身で計算してみると色々見えてくるものがあると思います。

我が家の事例はこちらの記事に少しまとめました。支出など自分でコントロールできる点を変えるだけでも、かなり変わってきます。

kabu-motty.hatenablog.com

アーリーリタイヤしたいのかという点について

生活費を稼ぐのを、「会社+自分の労働力」である状態は脱したいと考えています。

ただ、「自分の会社+自分の労働力」である状態は、選択肢としてあり得るとも考えています。

要するに、会社で上司の命令(指図)に従って仕事をするという状態が嫌なのだと思います。

上司もまたその上司の命令(指図)に従っているわけですから、社長や経営陣、つまり経営者の考えに従うわけです。

自分が経営層まで上り詰めれば楽しくなるのかもしれませんが、なかなか大きな企業だと先も見えてきていますね。

株式会社の経営者は資本家の考えを取り入れる必要がありますから、結局の所目指すは資本家になります。

資本を貯める目的で、会社の中で出世していくこと自体は必要なプロセスなのかなとは思っています。

その中である程度昇進はしていくでしょうが、経営層に到達するのは不可能だと思っています。大企業の経営層って、どうやって決まっているのだろうか。世襲とかコネなのかな、不思議です。

ただ、こんな言葉もあるんですよね。事実そうなんですけど。

誠実に1日8時間働くことによって、あなたはやがては上司になり、1日12時間働くようになるだろう。
- ロバート・フロスト、4度ピュリッツァー賞を受賞した詩人(アメリカ)
(「週4時間」だけ働く。より)

誠実に勤め上げても、ちっとも楽になっていかないのが、世界の勤め人の常のようです。

かといって、ダラダラ仕事してそれなりの給与をもらうというのは気持ち的にもつまらない。

一定の期間はしっかり頑張って成果も出してしっかり稼いでいくというスタンスではありますが、 定年まで続けたいかと言われると違います。

なので、会社に居座り続けたいという思いはあまりなくて、いずれ会社からはリタイヤしたい。 自分の考えるままにできる仕事は始めても良いと思うので、働くことをやめたいという意味でのリタイヤとは違う。

会社での仕事とは直接は関係ないが、 その経験を結び付けられるような副業とか個人事業で好きな仕事を主にしていくというのもありますね。

こんな言葉もあります。

賃金が支払われる仕事はすべて、精神を奪い、弱める。
 ーーーアリストテレス古代ギリシャの哲学者。紀元前384-322)

kabu-motty.hatenablog.com

そういう意味だとライフ・シフトにも出てくる、マルチステージのステージチェンジに相当するのかもしれません。

次のステージはどうしようかというのはまだ明確には決まっていません。

ブログは好きな副業の一つではあります。

会社に決められた時間に従って働く必要もなく、自由気ままにできますからね。

ただ、これを労働の対価として生活費を稼ぐ柱にするのはけっこう大変だと思います。

日記的なものは過去にもやったことはあるんですけど、アマゾンのアフィリエイトで2年に1回で数百円くらいでした。

それも、1年に1回誰かが何かを買ってくれるくらいの、超レアです。

大体1日1円以下くらい。ショボいですよね。

アクセス数が1日1000くらい行かないと、生活を助けるほどの収入には育たないのかなと思っています。

まとめ、重要なのはFI(経済的自立)であり、RE(早期退職)はその後の自由な選択の一つ

結局何が言いたいのかわかりにくい文章になりました。FIREという観点でまとめていくとこうなります。

  • FI:したい。お金から自由になりたい。
  • RE:会社員は辞めて、自分で自由気ままに事業したい。

重要なのはFIであり、REはおまけというかFI後の選択肢の一つだと思います。

最終的には、自由気ままに暮らしたいってことですね。好きなのは、メキシコの漁師の話です。

目標は高めでわかりやすいほうがいいので、1億円資産を持って経済的自由を達成するか、1日1万アクセスを得られる人気ブロガーになるかと思って頑張っております。