フェイスブックの醜い真実、メタに社名変更しても創業者の精神は宿る

こんにちは、株もっちーです。

水曜日は、自由に色々記載していこうと思います。

読書OUTPUTっぽい、銘柄チェックのような、自由テーマの記載になります。

フェイスブックの失墜」、シーラ・フレンケル(Sheera Frenkel)、セリシア・カン(Cecilia Kang)、訳:長尾莉紗、北川蒼

「ユーザーがよくない使い方をすればそうしたつながりはネガティブなものになります。いじめに遭った誰かの命を奪うことになるかもしれません。私たちのツールを使ったテロで誰かが命を落とすかもしれません。それでも私たちは人と人をつなぐのです。私たちの醜い真実は、人と人をつなぐ価値を深く信じているからこそ、より多くの人をより頻繁につなぐためなら何であってもよき行為とみなされるということです」
このメモのタイトルは「醜いもの The Ugly」だった。

本の原題にも「醜い真実」という言葉が出てきます。

"An Ugly Truth. Inside Facebook's Battle for Domination."

なんで、「失墜」という訳になったんでしょうね。

自由にも醜い側面がある

ここで言う自由は、表現の自由です。

それが、あっという間に世界中に拡散していく様が、悪い影響を及ぼす点が色々と書かれています。そういう仕組なので、アルゴリズムのせいにするのは筋違いかなとも思いますし、検閲を強くするのは表現の自由に反することなので、やりにくいんだろうなとの思いもあります。

結局、よくない使い方をするユーザーに騙されてしまうユーザーが悪いと言えなくもないんですけどね。

反射的に、情報を拡散したり、ただ面白いというだけで反応したりするのはやめたほうがいいと思います。

私も親からLINEで、Covid-19の感染予防に聞くというデマ情報とかが送られて来てましたね。

そんなの信じないように、拡散しないようにと、返信しました。

私はFacebook使っていません

フェイスブックが日本で使われ始めた頃、ミクシィが凋落し始めた頃でしょうか。

私はミクシィをやめ、フェイスブックに登録もしませんでした。

一番引っかかったのが実名を非公開にできない状態での登録。

それ以前からインターネットに情報を公開することの怖さを知っていたので、実名での登録には抵抗がありました。

友人(今は殆ど連絡を取らないので真の友人ではなかったのでしょうが)たちと繋がりたいという気持ちはありまいた。結局、私は自分の実名を後悔することに対する不快な感情に正直になり、フェイスブックへの登録はしませんでした。

この本を読んで、登録しなくてよかったなという想いを、さらに強くしました。

間接的にMETAに投資してしまっている自分もその一員なのかもしれません

インデックスでVOOとかQQQの上位のウェイトを占めるのが、METAですよね。

私も利益優先と言われるとそうなのかもしれません。

METAが廃れたら、その流れでウェイトは下がると思いますが、ちょっとした気持ち悪さは残ります。

VOOとQQQにおける、METAの位置づけを確認してみました。

VOOではMETAは11位

いつの間にか、10位以下になってたんですね。4位か5位の感覚だったんですが、意外と下だった。

QQQでは7位

ペプシコ(PEP)とかコストコ(COST)が出てきているんですね。QQQっぽくない気もするけど。

このあたりの順位付けも、「失墜」と訳された背景でしょうか。

世の中の全体的な流れは、良い方向に行っているんでしょう。きっと。