感想OUTPUT:データ資本主義 を読んだ感想

こんにちは、株もっちーです。

金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。

要するに読書感想文的な活動ですね。

読んだ本:データ資本主義 21世紀ゴールドラッシュの勝者は誰か (日本経済新聞出版), 野口悠紀雄 (著)

気づいたこと

なんか聞いたことのある話が多いかなーと思いながらパラパラと読んでいました。

2019年に書かれた本でしたが、今の世界で現実になってきているという流れが、大雑把にわかりやすくまとめられていたような感想です。

仮説検証型の決定の仕方から、データ駆動型の決定の仕方へのパラダイム・シフトが起きている

ヒトゲノム計画の成功を例に、データ駆動のアプローチが取り上げられていました。 その後、Googleの猫画像の識別の話で機械学習とかディープラーニングの台頭が来て、 現代に至るという感じですね。

経営判断にもAIを活用してデータ駆動型の判断が増えてくるかもしれません。

データ駆動の例として、ブラック・ショールズ方程式によるオプション取引の理論価格の計算についても触れられていましたが、あまり説明はなかったのでよくわからず。

マネー(決済データ)が次のビッグマネーになるか?

最近、J-Coin Payがキャンペーンを始めたと、徘徊しているブログの記事で見つけました。

j-coin.jp

ちょうどこの本にもJコインについて少し書かれていました。

今まで全く気にしていなかったので、Jコインというものの存在を認識していませんでした。知名度なさすぎな気がしますが大丈夫でしょうか。

J-Coinというのは日本の銀行主体で作る暗号通貨(本書の中ではまだ仮想通貨が通称でしたね)だそうで、ビットコインとの違いも説明がありました。

ビットコイン型の仮想通貨で用いられているブロックチェーンは、「パブリック・ブロックチェーン」と呼ばれ、誰でもマイニングの作業に参入することができる。その代わり、プルーフオブワークという作業を課して、データの書き換えができないようにしている。
それに対して、銀行が使うブロックチェーンは、「プライベート・ブロックチェーン」と呼ばれ、そこに参加するコンピュータは銀行によって選ばれている。つまり信頼のおけるコンピュータと考えられているわけであり、そのために同意形成のメカニズムは著しく簡素化されている。またプルーフオブワークの作業は課さない。これは、従来の中央集権的なマネーの延長上にあるわけであり、その意味では、電子マネーに性格が近いということができる。
どちらのタイプの仮想通貨が実際に使われるかによって、社会の構造は大きく異るものとなるのだ。

日本円の現金を置き換えるという意味では、J-Coinに統合されていくのでしょうかね。 現金を扱うコスト削減のために、現金(紙幣・硬化)をJ-Coinに変更したら10%増やしてあげますとかしたら、一気に普及しますかね。 100%増やせば、一瞬で資産倍増できますね。 ポイントとか面倒くさいのでやめてほしい。

現金(紙幣・硬化)に拘る人は、このインフレによって資産価値半減するという。タンス預金をあぶり出すのにもいいかもしれないですね。

色々妄想していたら、フェイスブックのリブラって、どうなってるんでしょうか。ちょっと頭をよぎりました。

行動したこと

ブログにAmazonのリンクを貼ろうと検索していたら、同じ題名の本を見つけました。

これも読んでみようかな。

まとめ

タイトルだけで読んだのですが、著者は野口悠紀雄さんでした。

この方の本は昔、「超勉強法」というのを読んだなーというのを思い出しました。

1995年の本なんですねー。懐かしいような気もするけど、内容を全く覚えておりません。