学生納付特例の追納をしていないことを思い出した

大学生の頃、学生納付特例使っていて、社会人になってから追納のお知らせが来ていました。

もうだいぶ前の話なので記憶も曖昧ですが、総額30万円とかそれくらいだったような気がします。

そんなの払うより、自分で運用したほうが増えるだろうと思って、追納しなかったのです。

今となっては、払っていても良かったかなと思うのですが、もう払込の期限はとうに切れているアラフォーですので、どうしようもないです。

年金について、学生納付特例の追納をしようか迷っている方がいらっしゃれば参考にしていただければと思います。

なぜ今思い出したのか

ライフプランのキャッシュフローを見直していて、リタイア時期に応じた年金受給額を計算していました。

私は学生納付特例を使っているので、定年まで勤めたとしても満額になりません。

働く期間(正確には社会保険料の厚生年金保険料とか、国民年金保険料の納付期間)が長くなるほど、年金の受給額が増える仕組みになっているからです。

妻の方は満額もらえる計算なので、ちょっと少ないなーと思っていました。

満額時点の額にすると年8万円くらい少なくなります、月に6000-7000円くらい。

ギリギリのリタイアを想定しているわけではないですが、 何年も積み上がってくると、 なかなか見過ごせない金額に思えてきたのです。

これだけ見ると、やっぱり追納しておけばよかったかなと思いました。

なぜ私は追納しなかったのか

追納の額が大きいというのもありましたし、当時から資産運用で投資信託を買ったり、FX取引をしていたので、こちらに回して自分で増やしたほうが良いという判断だったように記憶してます。

当時は経済的自由の具体的な概念は持ち合わせていなかったと思うので、お金貯めて好きなことしたい、くらいの気持ちだったのかなと思います。

年金の記録が消えた問題とか色々ニュースになっていて、年金に全く期待していなかったというのもあります。

なぜ妻は満額もらえる計算になるのか

妻に学生納付特例制度で年金が減ることを話してみたところ、

妻:「へぇ〜、そんなのあったんだね。全然知らなかった」

私:「年金払ってたの?学生にしては結構な金額だと思うけども。」

妻:「お父さんが払ってくれてたから、なんにも気にしてなかった。」

だそうです。なるほど、親が払うという選択肢があったんですね。知らなかった。

しかも、ちょっと調べると、支払った人の所得控除で節税につながるようです。

子どもの年金保険料で年4万円節税する方法 | 東証マネ部!

我が家の金融リテラシーの低さというか、節税意識の無さを感じた瞬間でした。

私自身も20歳になって年金の支払い通知書が来て、こんな金額払えるわけ無いじゃんと思った記憶があります。

同封されていた「学生納付特例制度が使えます!」とかいう案内を見て、親にも相談せずに市役所に制度利用の手続きに行ったことを思い出しました。

親に相談してみるべきでしたね。

今の知識レベルだったらこうするかな

年金の支払いは、親から見ても節税になるんだから、親に払ってもらうのが一番良い気がしますね。

すでに学生納付特例制度を使ってしまって、追納できる状態だったら、追納する。

多少遅延金を払わないといけないみたいですが、基本は投資に回し、できるだけギリギリの期限で追納していくのが良いと思います。

まあ、私の場合は追納できない所まで来ていて、時すでに遅しなので、強がりを言ってみるとしたらこんな感じです。

現状でも、運用資産からの配当金で月6000-7000の部分はまかなえる状態になっていますので、無視できない金額ではあるものの、リカバーできている状態は達成したと言える。だから、追納できなくても大丈夫!

何か追納に変わる方法はないのか?

ちょっと調べるとありました。

60歳以降で「任意加入制度」を利用する手もあるようです。

とりあえず、これの利用を考えてみよう。20年近く後の話しなので、忘れそうですけど。

高齢でも働く人は増えていく可能性があるので、それに伴い年金制度は色々変わってくる可能性もあります。引き続き情報収集を続けていき、最適な選択をしていきたいと思います。

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