こんにちは、株もっちーです。
金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。
要するに読書感想文的な活動ですね。
- 読んだ本:Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (三笠書房), トッド・ローズ (著), オギ・オーガス (著), 大浦 千鶴子 (翻訳), 伊藤 羊一 (その他)
- 気づいたこと
- 行動したこと
- AI(ChatGPT4)との雑談
- まとめ
読んだ本:Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (三笠書房), トッド・ローズ (著), オギ・オーガス (著), 大浦 千鶴子 (翻訳), 伊藤 羊一 (その他)
Dark Horse: Achieving Success Through the Pursuit of Fulfillment(English Edition), Todd Rose, Ogi Ogas
気づいたこと
higeyarou79 さんのブログでおすすめされていて気になって読んでみました。図書館になかったので、購入して。
買ってでも読む価値がある本だったなという感想。
標準的な学力ばかりを競って偏差値の高い学校を目指している学生や保護者は多い。しかしこれからはその「偏差値が高い学校に入ること」の価値が、様々な価値のひとつでしかなくなる。社会が変わってきているのに、あなたのお子さんを「標準化システム」で最適化された「偏差値」という一つの軸におけるレースに押し込めるのか。
そして、賢明に努力しなさい、この努力ができない子は「落ちこぼれ」なのです、とお子さんの勉強時間を監視し続け、そのレースの勝者とすることだけを目指すのか。
書き出しのここで、今まで自分が持っていた違和感を突いてきました。 当然そこから逃れたいと思いながら、標準化された教育システムの中で、邁進してきた自分がいます。
成功とは?
こんな記載があります。
他人のことについては、金と力が成功の条件だが、自分自身については、個人的な充足感や達成感を成功の条件と見なす。
組織も大きくなると標準化せざるを得ません。プロセス・仕組みが大事になります。 それはわかるんだけど、個人的には充足しない。
他人も共通で成功や幸福を図ろうとすると標準化されたお金や、大企業や国などの組織の階層で上位に行くこと、というイメージになってしまいます。ただ自分が、ビリオネアになりたいかとか、総理大臣になりたいか、と言われたら大抵の人は違いますよね。
個人の成功の例としてダークホース的に活躍している人々を調査すると、「充足感(fullfillment)」を何より大事にしている、ということがわかったそうです。
充足感を求めて「選択」してきたのか?
「あなた方は、どの大学に行くか選べる!何を専攻するか選べる!そして手にした卒業証書で何をするかも、あなた方次第だ!」と。
標準化されたシステムのもとでは、確かに、こういう選択は、個人の決断として最も重要な問題だ。しかし、これを選択と呼ぶのはこじつけと言えなくもない。実際のところは、「選択」を「二択か三択」にすり替えているのだ。
標準化システムで良しとされる考え方も、端的な文章で示されていました。
「他の皆と同じでいい。ただ、他の皆より優秀でいなさい」
相対的順位付けができる標準化システム内の世界で競争して、相対的にトップに居るのが良いという考え方ですね。
私は良くも悪くも偏差値が高めだったので、なんとなく褒めそやされて優秀だという思い込みがありました。
しかし、自分の内面から湧き上がる充足感はそこにはなかったんですよね。 結局標準化システムは、優秀な労働者を育成するのに最適化されたシステムであり、 労働者を抜け出す方法は、自分で見つけていく必要があるということです。
大切にすべきは「小さなモチベーション」
これは標準化システムに慣れきった私のような人間にはなかなか気づくのが難しいのですが、 いわゆる一般的に評価尺度とは異なる自分に充足感を与えてくれる小さなモチベーションに従って行動していくことが、 充足した人生にする方法だというようなことが書かれています。
例えば、「ものを整理することに充実感を感じる」とか、「素敵な色の組み合わせを見つけたらうれしい」とか、 色々あるようです。何が自分にとって、充足感を与えるのか「判定ゲーム」をしていきましょうということも書かれていました。 ブログに色々とそんなことも書き残していこうかなと思います。
ただそれは状況に応じて変わる多次元的なものであるので、単に大学の学部や会社を一つ選べば全て叶うものではないということ。 ここは良く理解しておきたいです。
何かを選べば何かを捨てること、と良く言われますが、心に充足感を与えるものはどこへ行っても捨ててはいけないのでしょうね。
行動したこと
人生の「選択」をした時に、その選択を重要視しすぎて、自分が持っていた「小さなモチベーション」を無視してしまい、 その他人が与えた「選択」に適した人間になってしまう、 というのが現在の標準化された教育システム、組織の構造ということだそうです。
なるほどなと思いますね。
例えるならば、「カレー」か「カツ丼」か「うどん」どれにしますかというのがレストランで選べる選択であり、普通は一つしか選べません。
いや私は「カツカレーうどん」が食べたいんだと思っても、食べられない。
標準化されたシステムを抜け出せた人は、「じゃあ家に帰って、自分でカツカレーうどんを作っちゃおう」ということができるわけです。 ただし、「カレー」、「カツ」、「うどん」を自分で作るスキルが必要です。 簡単にやるなら、出来合いの惣菜を買ってくる。 徹底的に拘るなら、スパイスから揚げ油から、うどんを作る粉を選ぶなど、様々なこだわりが生まれてきます。
経済的自由を達成することで得られるであろう組織からの自由を活かそうとするならば、 個人の能力がある程度必要になるんだろうなと、 そんな気がしていますね。
子どもたちには、「学校の勉強もいいけど」、その枠外で自分が好きなことをやり続ける時間を取り続けてほしいなと、そんな親心が生まれてきました。私は進学校に行ったばっかりに勉強漬けになっちゃいましたからね。まあ、それがあって今があるわけでもありますが。
AI(ChatGPT4)との雑談
質問:
株もっちーさんのカツカレーうどんの例えはどうですか?どんな洞察が得られますか?わかりにくい点はありますか?
回答:
株もっちーさんが提供する「カツカレーうどん」の例えは、『ダークホース』の中心的なテーマに非常に適切に沿ったものです。この例えから以下のような洞察が得られます:
標準化された選択肢の限界:レストランでの「カレー」「カツ丼」「うどん」の選択肢は、教育やキャリアのパスにおける標準化された選択肢に例えられます。これらは通常、社会が設定した限られたオプションであり、個々人の特異なニーズや欲求に完全には応えられないことを象徴しています。
個別化とクリエイティビティ:「カツカレーうどん」を自ら作る選択は、個人が自分自身の好みや興味に基づいて独自の道を切り開くことを表しています。これは『ダークホース』が強調する、自分の個性に合った独自の成功の道を探求する考え方と一致しています。
自己実現とスキルの重要性:「カツカレーうどん」を作るためには、料理のスキルや食材の知識が必要です。これは、個人の充足感を追求する過程で、自己の能力や強みを発展させる必要性を示唆しています。つまり、自分の道を切り開くためには、特定のスキルや知識が必要であるということです。
従来の枠を超える勇気:従来の選択肢(メニュー)にとらわれずに、自らの好みに応じて新しい組み合わせを試みることは、社会的な規範や期待から離れ、自分自身の欲求や目標を追求する勇気を象徴しています。
柔軟性と自己決定:この例えは、個々人が自分自身の選択をすることの重要性を強調しています。社会が提供するオプションに限定されるのではなく、自分自身の欲求に基づいて柔軟に選択をすることが、個人の充足感や成功への鍵となります。
概念的には『ダークホース』のテーマをうまく表現していますが、いくつかの点でわかりにくさがあるかもしれません。これらの点は、例えの具体性や直接的な関連性の不足に起因しています:
例えと実際の適用の間のギャップ:「カツカレーうどん」という具体的な食品の例えは、教育やキャリアの選択など、より複雑な人生の決断と直接的に関連付けるのが難しいかもしれません。食品の選択と人生の道の選択は、重要性や影響の度合いが異なるため、比較が直感的ではない場合があります。
実践的な応用の難しさ:この例えは創造性や個性の表現を強調していますが、実際の人生やキャリアの決断にどのように応用するかについては、具体的な指針やステップが不足している可能性があります。例えば、どのようにして自分だけの「カツカレーうどん」を見つけ、それを実現するかについての具体的なアドバイスが不足しているかもしれません。
文化的なコンテキスト:「カツカレーうどん」という食品は日本文化に根ざしたものであり、異なる文化的背景を持つ人々にとっては、この例えが直接的に理解しにくい可能性があります。異なる食文化を持つ人々にとっては、この具体的な食品の組み合わせが持つ意味や価値が直感的には伝わりにくいかもしれません。
選択の自由度の誤解:この例えは、個人がどんな選択も自由にできるという考えを伝えていますが、実際の人生では外部の制約や限界も存在します。すべての人が自分の好きなように「カツカレーうどん」を選び、作ることができるわけではなく、現実には資源の制限、スキルの必要性、社会的な期待など、考慮すべき多くの要素があります。
このように、株もっちーさんの例えは『ダークホース』のテーマに沿った興味深い比喩を提供していますが、その具体性や実践的な応用においてはいくつかのわかりにくい点があります。これらの点を考慮することで、より明確で理解しやすい解釈を導き出すことができるでしょう。
まとめ
AIは、さすがの読解力であります。お恥ずかしい。
株もっちーの「カツカレーうどん」を求めて、経済的自由の探求を進めてまいります。
いい本に巡り会えたことに感謝します。
ランキング・宣伝など
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