ダニエル・ピンクの書を読んだので、フリーエージェント(FA)宣言します!

こんにちは、株もっちーです。

本日は、フリーエージェント宣言の記念日となります。

なんで急に?

こんなド派手なピンクの本を読んで、素直に影響されたから。

ダニエル・ピンク「フリーエージェント社会の到来 組織に雇われない新しい生き方」

英語のタイトルもいいですよ。

"FREE AGENT NATION, THE FUTURE OF WORKING FOR YOURSELF"

私の意訳はこんな感じ。

フリーエージェントが普通の働き方になっている国、自分のために働く未来」

この本の序文に、こんな事が書いてあったからです。

フリーエージェントの清々しい生き方に、憧れる読者も多いはずだ。 そのためには何から始めればよいのか。 まずは、自分はフリーエージェントになると「フリーエージェント(FA)宣言」することだろう。自分のホームページをつくり、そこでFAとなることを宣言する。その上でフリーエージェントとして自分がやりたいこと、やれることの発信をとにかく始めるのだ。

まあ、序文は別の方が書いているんですがね。

フリーエージェントの種類は3つある

本書では、フリーエージェントを大雑把に以下の3つに分類しています。

フリーランス

一般的な形態。特定の組織に雇われずに様々なプロジェクトを渡り歩いて、自分のサービスを売る。

臨時社員

フリーランスが、「意図したフリーエージェント」だとすれば、臨時社員は「意図せざるフリーエージェント」の場合が多い。臨時社員の多くは、本当は「恒久的」な職に就くことを望んているのに、効率優先の非常な起業や強欲な派遣会社、それに本人の意欲や能力の欠如のせいで経済の階段の最下層に甘んじているのだ。

ちょっと別の観点では、"大企業に属するフリーエージェント社員"なんてのも紹介されています。社内で魅力的な仕事を求めて、プロジェクトを渡り歩いている人、というような説明です。

ミニ起業家

フリーエージェント・ネーションでは、極めて小さな企業が雨後のたけのこのように続々と誕生している。従業員が2〜3人しかいない企業もある。こうした企業を「ミニ企業」と呼ぶことにしよう。

家族経営的なイメージですが、以下のキーワードも重要です。

ナノコープ(Nanocorp):「拡大を目指さない」という方針を容赦ないまでに追究している超ミニ企業。小規模のままでいることは、オーナーの個人的な志向でもあり、競争力を得るための戦略でもある。

フリーエージェントに役立つ新ビジネス

フリーエージェントに役立つ新ビジネスとして、「仲介業者」「エージェント」「コーチ」の3つが紹介されていました。

確かに仲介業者(人材派遣会社)とか、転職エージェントは日本でも広がっているように感じています。とくに意識的に情報集めていないので、フリエージェントというよりは、広告を打っている大企業ですけどね。

特に気になったのは、「コーチ」ですね。これは「コーチング」を生業とするライフプランナーとかが該当するような記述でした。

少し引用します。

自分も「コーチング」をやってみることにしたのだ。ミニビジネスが障害にぶつかっているとき、人生がうまくいっていないと感じたとき、気の滅入るような仕事に取り組んでいるときなど、実に様々な状況で、顧客は相談をもち込んでくる。料金は、月に400ドル。これで、30分の電話相談を3〜4回受けることができる。2〜3ヵ月間だけコーチングを受ける顧客もいれば、数年にわたって依頼し続ける顧客もいる。 こうした話を聞くと、どうしてそんなことをする必要があるのかと不思議に思う人もいるかもしれない。そうした声に対して、いつもこう答えることにしている。 「テニスのピート・サンプラスにもコーチはいる。ゴルフのタイガー・ウッズにもコーチがいる。オペラ歌手にもコーチがついている。コーチングによって、その人がすでにもっている力を引き出すことができるんだ」。

これを経済的自由を探求する過程に当てはめると、ちょっとなんだか面白いかもしれません。

他には、在宅勤務の学生版の「在宅教育」についても触れられています、今の大学とかだとコロナ禍で進んだのでしょうかね、わかんないけど。学校に行って学ぶよりも、在宅で学ぶことが主流になってくると、教師というか師匠に当たる人も必要になってきますので、シニアというか十分経験を積んでフリーエージェント化した師匠が誕生していくはずです。

子供の教育に携わるのも面白いと思いますので、これもありですね。

うーん、なんか色々できそう。

他、気になった部分の抜粋

通勤夫婦(Commuter Marriages)

2人とも会社などに勤務しつつ子どもを育てている夫婦によく見られる状態。毎朝、慌ただしく子どもを託児所や学校に送り届け、勤務先に出勤し、夕方はその逆の順番で慌ただしく家に帰る。毎日がその繰り返しで過ぎていく。

コロナでリモートワークが定着する前は、まさにこの状態でしたね。

リモートワークで、自宅で仕事ができるだけでもフリーエージェント化した際のメリットを受けられている用に感じます。通勤時間分だけ、時間が自由に使えますからね。

フリーエージェント化する動機

人々がフリーエージェントという道を選ぶ動機は、経済的なものとは程遠い。アメリカのフリーランスやミニ起業家…回答者の9割は、「自分の優先順位に従って、他人の指図を受けずに行動したい」というのを最大の動機としてあげている。

私が経済的自由を目指す精神的な理由とも合致します。

というわけで

本を読んだ勢いに任せて、フリーエージェント宣言をしました。

かなりの示唆に富んだ本であり、2014年に出版されていたなら、もっと早く読んでおくべきでした。新装版で2014年で、もとは2002年に出ていたようです。

経済的自由の探求に関して、本ブログで継続的に情報発信しながら、みなさまと何より自分自身のコーチとなる超ミニ企業の設立を目指していきたいと思います。