感想OUTPUT:自由になるための技術 を読んだ感想

こんにちは、株もっちーです。

金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。

要するに読書感想文的な活動ですね。

読んだ本:自由になるための技術 リベラルアーツ, 山口周 (著)

気づいたこと

この本はおすすめです。

経済的自由をいう枠を超えて、自由になるための技術、というか生涯を通じて学ぶことの重要性を思わせてくれる本です。

リベラルアーツという言葉の意味

英語の「liberal」は縛りがない、つまり「自由」という意味を含む言葉ですね。その反対の意味は「disciplinary」ではないかと思います。「規律」「訓練」「体系化された学問」といった意味を含む言葉です。
そう考えるとリベラルアーツとは、A=B、B=C、ゆえにA=Cというように乾いた理論で体系的に積み上げていく学問ではカバーしきれない領域を担うものと言えるのではないでしょうか。しかも「art」ですから、学問というより、山口さんも説かれているように、心が躍動する感覚というような意味を持つ言葉なのだと思います。

というような感じで、哲学や歴史、古典、禅、マインドフルネスなんかが紹介されています。

人・本・旅を通じて学ぶ

学ぶ観点として、人・本・旅というキーワードが出てきます。

本はもちろん学びに適してますよね。特に1人で学ぶ時。哲学なんかの古典はとてもいいと思います。 今考えているようなことが、大昔にすでにこんな形で表現されていたんだという驚きがあると、ますます学ぶ意欲がわきます。

人は、いろいろな人間関係があると思うんですけど、自分はあまりべったり付き合うのは苦手なので、たまに合う古い友人や、昔一緒に仕事をしたり遊んだりした人たちのことを思い出したりということが多いですね。 今は特に家族との時間が非常に多いですから、子供たちの様子を見ながら、自分自身を見つめ直しているような感じがあります。

もっと新しい人達とか変わっていくことも、必要かなーと少し思っていますが、コミュニティーへの参加はなかなか一歩踏み出せないような感じです。

旅もいいですよね。子供が生まれるまで国内・海外、色々行ったと思います。特に1人で行かされた海外出張時のトラブル対応が一番自分を鍛えたなという感じはありますね。

子供ができてすぐは、あまり冒険できず、グアムとかハワイとかそんなところしか行っていませんね。お金があればまた行きたいなーという感じではありますが、学ぶという意味ではちょっと魅力が薄いかもしれません。

最近はなかなか、旅行にも仕事にも遠出の機会がなくなっているので、旅行は子離れが進んできたらどんどんやっていきたいと思います。

日本人の社会人の勉強時間が少ないことについて

こんな事が書かれていました。

日本人が勉強しないのは日本人が劣っているからではなく、社会システムが歪んでいるからです。まず大学進学率が低い(中略)。次に、大学に入ってから勉強しない。これは主として企業の側に問題があって、採用の場面で大学での成績を問わない企業が多いために、成績に対するインセンティブが働かないのです。(中略)それからさらにひどいのは、なまじっか勉強したやつは使いにくいとか愚かなことをいって、大学院卒を大事にしない。これは労働生産性と大学院修了者の比率は正比例するというデータがあるわけですから、まったくおかしな話です。しかも2000時間労働ですから社会人になってからは勉強する余裕がない。このように、日本人が勉強しないのは勉強させないようになっている社会の構造に問題があるのですね。

へー、

私も学生時代は年間100冊くらい本読んでいたんですけど、社会人になってから極端に減りましたね月に1冊とかそれも読めないような時期もありました。 その代わり仕事は覚えられたんでしょうけどね。

今思えば、もったいなかったなと思います。

ブログ書き出して、週1でOUTPUTしていますから、年間50冊くらい読むようにはしていきたいと思います。

契約社会について|「契約に従うことは、他の人間に従うことではありません」

ちょっとこの言葉によって、目が覚めました。

契約に基づくからと言って、上司とか顧客とかそういう他の人間に従うような行動をしている自分に気づきました。

お金払ってもらっているから、そのお金の出し元である上流と思われる人たちの命令を聞きすぎている感覚が少し芽生えました。

「どういう契約なんですか」と突っかかってくる人がたまにいるんですが、そういう人はあくまで契約関係であるということを意識しているんでしょうね。

ちょっと自分の行動も見直したいと思います。

行動したこと

一部しか紹介できませんが、なんかめちゃくちゃ気づきのある面白い本でした。

図書館に返す期限が迫ってしまうけど、もう一度読んでもいいかも。むしろ買ってもいいかもしれないと思うくらい。

まあ、経済的自由の探求のためには、節約が実用的なので、まだ買わないけど。

まとめ

両学長のリベラルアーツお金の大学とは違って、 投資とは直接関係ない本でしたが、 ぜひ読んでみることをおすすめします。