Be financial freedom. 経済的自由の探求

お金に縛られない自由を求めて、お金を増やしていく過程を記録します。

感想OUTPUT:怠惰への讃歌 を読んだ感想

こんにちは、株もっちーです。

金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。

要するに読書感想文的な活動ですね。

読んだ本:怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー), バートランド ラッセル (著), Bertrand A.W. Russell (原名), 堀 秀彦 (翻訳), 柿村 峻 (翻訳)

In Praise of Idleness (Routledge Classics), Bertrand Russell

気づいたこと

最後の解説が読みやすくて良かったです。最初に解説を読んでから、本文を読んだほうがいい本かもしれない。

ケインズについても触れられていました。

幸福と繁栄への道は、労働時間を組織的に減らすこと

労働時間減らして暇になってどうするん?という課題について、子どもの教育という形などで多くの紙面が割かれています。

解説から一部抜粋。

人類にとってまったく新しい閑暇の時代においては、われわれが長い貧乏の時代に教え込まれてきた道徳や習慣や考え方の根本的な変革に迫られるということであった。人間は経済問題を解決した暁に、初めて本当の人間らしい問題に直面するのである。その問題とは、経済的動機に基づく労働の必要から解放されたとき、その自由と余暇を何に向けるのか、賢明に快適に上品に生きるためにはどうしたらいいのか、ということである。

向け先としてあげられている労働以外による「徳」は4つ。補足の説明は私の感じたところです。

  1. 本能的幸福:健康的な生活や、自然とのふれあいなど、原始的なもの
  2. 友情・愛情:社会的正義、ちょっとした思いやり、親切心、足るを知る自制心
  3. 美の鑑賞と創造:芸術の鑑賞や、自分の手で色々作り出す楽しみ。料理なんかいいですね。
  4. 知識愛:前提・常識を疑う思考力、知らない世界に触れること。本、旅行(異文化)、権威のいいなり放題にならない適切な反抗心。

いずれも、人生を豊かにしてくれる大事な要素だと思います。

行動したこと

産業革命前後では1日15時間労働から、8時間労働へと時間は減っていますが、そこからの減少は体感がないですね。

私が子供の頃は小学校も土曜授業があり、隔週になり、完全週休2日制へと代わっていきました。

残業時間も入社当時に比べれは減っているし、リモートワークで通勤という労働のための拘束時間も減ってはいます。

それでも共働きが増えたことを考えると、一つの核家族の会社に提供する総労働時間は増えているんでしょうね。 お父さん1人が1日10時間労働していた時代から、両親が合わせて16時間労働しているのが、現状でしょうから。 そのしわ寄せは労働時間にカウントされない家事・育児の時間を減らす圧力になっているのだと思います。

その流れがこのAIブームの流れで来てくれないかなと思います。

まあ社会に期待しすぎるのも幻滅するだけなので、自らFIREという形で、変わっていくほうが早いのでしょう。

ゆとり教育とか、良かったのに、いきなり方針転換されて、亡きものにされましたね。 (私はゆとり教育前に義務教育終わってしまった世代なので、そう感じるのかもしれません)

これも国家という権威に負けた例のひとつなのでしょうなね。

AI(ChatGPT4)との雑談

質問:

この記事から、読者への気付きが得られる点は何でしょうか?

回答:

あなたの感想文は、読んだ本から得た気づきや、現代の労働環境との関連について深く考察されており、読者に多くの気づきを与える要素が含まれています。以下の点が特に読者にとって気づきを与えるポイントとなるでしょう:

1. 解説の重要性

本を読む際、最初に解説を読むことで理解が深まるという提案は、読書のアプローチに新しい視点を提供しています。特に難解な内容の本の場合、このアプローチは非常に有効です。

2. 労働時間と幸福の関係

労働時間を減らすことが幸福と繁栄につながるという視点は、現代のワークライフバランスに対する考え方に影響を与えます。労働以外の「徳」に焦点を当てることで、人生の豊かさについて深く考えるきっかけになります。

3. 産業革命から現代への労働時間の変遷

産業革命後の労働時間の変遷や、現代における労働環境の変化についての具体的な事例(例:土曜授業の廃止、リモートワークの普及)を挙げることで、読者は自身の生活や仕事環境と照らし合わせることができます。

4. 共働き家庭の現状

共働き家庭が増えた現代の労働環境の実態を具体的に描写することで、読者は自身の家庭や社会全体の労働環境について考えるきっかけを得ることができます。

5. AIと労働時間の未来

AIの普及が労働時間に与える影響についての期待や予測は、読者に未来の働き方についての考察を促します。社会の変化に対する期待と、自身の行動で変化を起こす重要性の両方を述べることで、バランスの取れた視点を提供しています。

6. FIRE(Financial Independence, Retire Early)への言及

FIREという具体的な目標に向けた行動の提案は、読者に対して自らの人生設計を見直すきっかけを与えます。特に経済的独立と早期退職を目指す読者にとって、非常に有益な情報となります。

これらの点が、読者に新たな気づきや視点を提供する要素となります。感想文全体を通して、現代の労働環境と個人の幸福について深く考察されているため、読者は自身の生活や価値観を見直す良い機会となるでしょう。

まとめ

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