ファクトネタ:就職に不利な米国の大学専攻|裏を返せば自由度の高い大学専攻ランキング?

こんにちは、株もっちーです。

月曜日は、VISUAL CAPITALISTなどから、気になるファクト・事実・データの話題を取り上げてみます。

就職に不利な大学専攻 をビジュアル化

気づいたこと

このリストの1位から3位を占めるのは、名前に「芸術(Art)」がつく専攻ばかりだ。

Rank U.S. Major Unemployment Rate Underemployment Rate
1 🎨 Art History 8.0% 62.3%
2 📘 Liberal Arts 7.9% 56.7%
3 🖌️ Fine Arts 7.9% 55.5%
4 🚀 Aerospace Engineering 7.8% 17.9%
5 📜 History 7.5% 53.5%
6 📚 English Language 6.6% 48.4%
7 📺 Mass Media 6.3% 47.7%
8 🔬 Physics 6.2% 31.2%
9 🎨 Commercial Art & Graphic Design 6.0% 33.7%
10 👥 Sociology 5.5% 49.6%
N/A 📉 Average Rate 3.5% 40.3%

特に2位のリベラルアーツ。これは経済的自由を探求する本ブログでも、何度か取り上げてきました。

kabu-motty.hatenablog.com

kabu-motty.hatenablog.com

kabu-motty.hatenablog.com

果たして、就職に不利ということが、Worstと言われるようなランク付けで悪い印象をあたえるのは如何なものなのか?

何がWorstなのか、こんな記載もありました。

Education plays an important role in this job hunting business of course. And some skill sets are losing their sheen, with their practitioners having a harder time than others in securing gainful employment.
もちろん、学歴は就職活動において重要な役割を果たす。そして、いくつかのスキルセットは、その輝きを失いつつあり、その実践者は、有給の雇用を確保するのに他よりも苦労している。

In fact from same data source, Industrial and Mechanical engineers have some of the lowest unemployment rates in the country.
実際、同じデータソースによると、工業エンジニアと機械エンジニアの失業率は国内で最も低い。

有給の雇用の確保に苦労するということは、逆に言えば”無給の雇用"とか、自身を雇用するフリーランス的な働き方には有利ということなのかもしれない。

行動したこと

日本でも、就職率ランキングとか発表されますし、自分も学生時代はそのあたりの数字は来にしていたような気がします。

誰かが運営している会社に就職して、給料をもらうために大学に行っているという意識が常識化していることの表れなのかと思います。

私が高校生の頃、ピラミッドとか人類史に興味があったので、そういう勉強ができる大学は面白そうという話を教員としていたら、その教員は「自分は文化人類学やってたけど、そんなもん食えねーよ」みたいなことを言われたのを思い出しました。

そして結局、理系に行き、ここで言う失業率のもっとも低く就職に有利な、ITやら工業エンジニア的な勉強をして、今に至るという感じです。

何度も取り上げていますが、今一度この言葉を噛み締めたいと思います。

賃金が支払われる仕事はすべて、精神を奪い、弱める。
 ーーーアリストテレス(古代ギリシャの哲学者。紀元前384-322)

まあ確かに給料は悪くないんだけど、 私が、もう一度大学に行くなら、ぜひともこのランキング上位の専攻をとってみたいなと思います。

お金の心配がない未来が来るなら、このような専攻はとても人気が出ると思いますけどね。 いつになるのだろうか。

AI(ChatGPT4)との雑談

質問

このブログ記事が読者に与える新たな視点はありますか?

回答

読者に与える新たな視点は、以下のようなものが挙げられます:

  1. 専攻のランキングと現実の就職状況の乖離への気づき: 大学で学ぶ専攻のランキングと実際の就職や雇用の状況が乖離していることに対する認識の拡大です。特定の専攻が就職に不利なイメージを持つことがある一方で、実際の雇用市場においてはその傾向が変わっている場合もあります。

  2. フリーランス的な働き方の可能性への示唆: 有給の雇用よりもフリーランスや自己雇用の方が有利である可能性についての示唆です。特に芸術系の専攻やリベラルアーツなどで、自身のスキルや才能を活かし、自立した働き方を模索することが有益であるかもしれません。

  3. 教育の意義と多様性への再考: 教育の目的や意義を再考する契機となります。特定の専攻が「Worst」とされることで、教育やキャリアの多様性についての議論が促され、個々のニーズや志向に合った選択が重要であることが示唆されます。

これらの視点は、専攻の選択や職業観に関する既存の慣習やイメージに疑問を投げかけ、新たな視野を開かせる効果があります。

引用元|VISUAL CAPITALIST

いろいろなデータが凝ったグラフで見ることができます。眺めるだけでも面白い。

Which U.S. College Major is the Worst for Finding a Job?

www.visualcapitalist.com

まとめ

ランキングの「失業率」の代わりに「自由獲得率」にしてみたり、 このランキングの逆を取って「就職率」の代わりに「社畜生産率」なんてタイトルにしたら、 見方が変わるかもしれませんね。

データの見せ方とか表現の仕方って、奥深いと思います。

ランキング・宣伝など

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