こんにちは、株もっちーです。
金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。
要するに読書感想文的な活動ですね。
関連本:人間の分際(ぶんざい)
この本、最近の私の琴線に触れたのか、気になるところがたくさんあったので、教訓として紹介していきたいと思います。
教訓:人間は皆、中途半端
考えてみると人間世界は大体よさも悪さも半分半分だ。私は作家としてそれを伝え、一人の人間としてはその曖昧さをいとおしむことにして来た。 半分の悪や半分の狡(ずる)さを残すことを少しも避難する気はなかった。なぜなら、自分が半分狡いと認めている人は、必ず半分の狡くない部分を残している。 半分悪いと自覚している人は、必ず半分の輝いた部分を持っている。自分は全部いいという人は、多分全部嘘なのである。
気づいたこと
昔はワイドショーなんかのテレビを見ている時に思っていましたね。そんなに悪いのか、よってたかった取り上げたりしたり。 家まで押しかけてインタビューしたりとか、やめてほしいですよね。
最近は、テレビも見なくなり、世界の動きは株式やら経済ニュースを通じて見るようになってきています。 まあ、それはそれで、「資本主義最高」みたいな変なバイアスがかかっているのかもしれないけど。今更テレビを見る気にはならないな。
今は、仕事をしていてもこの話に似たような感覚をよく持つんですよね。
色々と新しいプロジェクトの進め方を検討しようとすると、必ず過去との整合性を気にして、いろいろと言ってくる人がいます。 いや、過去のことも大事だけど、今から未来のことをやるのに、そこまで気にしなきゃいけない? 担当者もいないし、よくわかんないんだけど。 聞けたとしても、いやーそんなこと考えてなかったよとか、結構いいかげんに仕事してたんだなということが分かるだけだったり。
まあ、一応聞ける人には聞いてみるけど、わかんないときは適当に自分でそれらしい理由をでっち上げてやり過ごしています。 それを考えるのが結構疲れたりします。 言ってくる人からすれば、歴史に学んで過去と同じ失敗をしたくないんでしょうね。
そういう過去の知識をいい感じにまとめるお仕事は、AIにやってもらいたいです。ほんとに。
そうしないと、未来の人はどんどん大変になってくるから。
まとめ
人間が皆中途半端なら、人間を真似するAIを作っても、中途半端なものしかできないはず。
そう思うと、まあちょっと気楽になると思います。
という感じで、軽い感想文を書いてみました。
楽しく生きましょう。