こんにちは、株もっちーです。
金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。
要するに読書感想文的な活動ですね。
読んだ本:格差は子ども社会において現れる! ああ格差社会, 佐藤 秀 (著)
気づいたこと
図書館で借りた本の近くにあったので、ついでに借りてきました。
地方出身で、都心に住むようになった著者が、子供の言動などに気づきを得て格差社会の具体的な認識を語っている本です。
各項目ごとに、以下の3つの典型的な考え方が挙げられています。
- 地方の子
- 都市部の子
- 都心の子
ここで言う都心というのは、著者の住む東京都千代田区のことらしいです。
例えばこんな感じ。
あんまり紹介するとあれなので、気になる方は本書を読んでみてください。
お金
- 地方の子:お金というものは、自分達には縁がないものと思っている
- 都市部の子:お金を稼ぐためには良い大学に行って大企業に勤めなければならないと考えている
- 都心の子:お金というものは、仕事に関係なく、勝手に増えるものだと思っている
私は、都市部の子の考え方でした。
時刻表
- 地方の子:時刻表を確認してから、駅に行く
- 都市部の子:とにかく駅に行ってから、時刻表を見る
- 都心の子:「時刻表って何!?」。時刻表の存在を知らない
私は、地方の子の考え方でした。 今でも乗り換えの時間とか、一応事前に乗換案内なんかで、どんな感じか調べてしまいますね。 まあ東京に出張に行けば、時刻表は見ること無いですけどね。
お父さんがよく買うもの
- 地方の子:タバコか、お酒かな(中毒性あり)
- 都市部の子:本とか、趣味のものとか(これも中毒品である)
- 都心の子:都心のマンション
ホント?「よく買うもの」の定義もないのでなんとも言えませんが、信じられないのは都心の子じゃないからなのか。
言いたいことは以下のことのようです。
ここで、誤解されては困るので、少し説明しておくと、その「本質」とは、「お金の使い方が間違っている」ということである。
「人間というのは、ブレーキとアクセルが逆についている」と言った長者番付の常連がいる。つまり、「人間というものは、命にかかわるもの(たとえば、医療費)をケチりたがるくせして、命にはまったく関係のない高価なバッグを買ったりする」ということだ。
あんまり都心とか、住むところ関係ない考え方のような気がしますけどね。
行動したこと
こんな項目が、46個紹介されています。
私はほぼ、都市部の考え方でした。地方都市とは言えない感じの規模の郊外住まいです。
都心の子の考え方は、お金持ちの親の考えに影響されるので、お金を増やしたり、 他人の時間をうまく使う考え方ですので、 経済的自由を手に入れるためには、重要なものが多いと感じました。
子供たちには、こういう世界もあるのは知っておいてもいいかなと思うところですが、 自分にあった行き方をしてほしいですね。
親の行動を見て育つので、同じような考え方に狭められてしまうというのはあるだろうし、 階級が固定されてしまうと、格差社会をさらに拡大させる要因になるなと納得してしまいました。
ただ、住むところで分類するというのは、あまりしっくりこないですね。
東京都千代田区というのが特殊なのかも知れません。
例によってピラミッドに当てはめるとこんな感じなのかな、都心の分類がかなり外れ値のような感じは否めません。
- 地方の子:マス層の子
- 都市部の子:アッパーマス〜富裕層の子
- 都心の子:超富裕層の子
これもまた、ちょっと違うかも知れません。
まとめ
都心に住むくらいの財力が、経済的自由への近道なんだろうなと思いますが、なかなか険しそうな道程ですね。
小一時間で読める本ですので、暇つぶしにはおすすめかもです。
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