教訓:「人間は平等」は嘘

こんにちは、株もっちーです。

水曜日は、自由に色々記載していこうと思います。

読書OUTPUTっぽい、銘柄チェックのような、日記かもしれない、自由テーマの記載になります。

人間の分際, 曽野 綾子 (著)

困ったときの「人間の分際」ということで、本日も活用させていただきます。

気づいたこと

「人間は平等」と日本人は教えられたが

しかしこれはれっきとした嘘であった。およそ地球上に存在する総てのものは、決して平等の運命にあずかれるようにはなっていない。同じ電車に乗っていても、その電車が衝突事故を起こしたような場合、どうしても誰かだけが命を落とし、他の人が無傷でいるのだ。平等を嫌う遺伝子さえも、人間の中にはれっきとして埋めこまれていると思うことがある。人を出し抜いて、自分だけがいい境地に行きたいと思うのがその表れである。ただどんなに運命は不平等でも、人間はその運命に挑戦してできるだけの改変を試みて平等に近づこうとする。それが人間の楽しさである。

不公平に馴れないと器が小さくなる

私が会長として働き始めた時、財団の中にほしい空気がいくつかあったのですが、その一つが、不公平に馴れる、不運を笑える、ということでした。不公平を推奨するつもりはありませんが、この世に完全な平等などありえません。だから、むしろ人間社会とはそういうものであるということを覚悟しておいて、いちいち傷つかないように精神を鍛えておいたほうがいい、と考えたのです。不運を笑うといっても、命を落としたり、長患いをしたり、職場で長く疎んじられる、というようなことだったら笑ってはいけませんが、せめて小さな不運を楽しめるようになってもらいたいなと思いました。

行動したこと

数の子供を育てていると実感できる

上の子が体調不良だったので、3日ほど学校を休ませました。

すると真ん中の子が、上の子だけずるいと、毎日のように言ってきます。 病気なんだから仕方ないじゃないかと、あなたも病気の時休んだでしょうと言っても、今にこだわりすぎて収拾がつきません。 まあ、泣いても喚いても、変わらないので、頭を冷やせと、言って終わりです。 3日も経って、土日の休みになったら、すっかり収まりました。 何度か繰り返せば、いずれ馴れるのでしょう。

ある日一番下の子に、スマホで動画をみせました。料理の支度をしていて、足元につきまとわれて、作業にならないからです。

すると上の子2人が、ずるいずるいと言ってきます。 いやいや君たちはすでにテレビドラマを見たり、ゲームをやったりしてたでしょうといっても、やはり今にこだわるんですね。 他の子がテレビを見れば、自分も見逃すまいと、一緒に見たりしています。対して興味もないのに、スクリーンタイムに差が出るのが嫌なんでしょうか。

それぞれ違う人間なんだから、全く同じようには生きていけないんだよと、言うことを説明するんですけどね。

会社でもたまに思う

なにか対応する時、必要以上に平等性を気にする人がいます。

労働者とひとくくりに見れば同じかのかもしれませんけど、年齢も性別も仕事内容も家族構成も生活の余裕度も、違うことだらけです。

あとからフェアじゃないと、色々言ってくる人がいるのか、言われた経験があるのかもしれないですけど。

私がなんとなく不公平に馴れすぎてしまったのかもしれませんけどね。

まあ、社会生活色々ありますから、あまりに自分に合わないようだったら、逃げ出せる余裕を持ちたいと思ったのも、 経済的自由を探求し始めた動機の一つになるのかもしれません。

格差社会もあたりまえ

格差は悪い、平等にしろ、というのが格差社会を批判する人の大まかな主張だと思います。

ただやっぱり、皆さん違う人間ですので、完全な平等ってありえないですよね。

不公平に耐えて、成功に近づくという、因果もあります。

学生時代に遊びを我慢してしっかり勉強して学歴社会で優位に立つ、 若い頃に浪費を抑えて老後の資金を蓄える、 暴飲暴食を避けて健康を保つ、 普段から人に親切に礼儀正しく接することでいずれ他人からの親切・支援を受けるとかね、 典型的な例だと思います。

遊び呆けていた人、浪費を我慢できない人、やすい加工食品ばかり大量に食べる、自己主張ばかりで失礼な人、こんな人は格差社会では格下になるでしょう。

そういう人に、後から平等を主張されたら、それは納得できないと考えるのが、自然に思えます。

なぜ格差がうまれてくるのか、格差を埋める個人的な努力はできないのか、考えたほうがいいのかもしれません。

そういった、個人の努力ではどうしようもないことは、政治が解決すべきことなんでしょう。 税金とかね。

突然ですが不条理小説の紹介

私は昔から不条理小説が好きだったみたいです。最近は読んでませんが、思い出したものをいくつかご紹介。

変身 (新潮文庫), フランツ・カフカ (著), Franz Kafka (原名), 高橋 義孝 (翻訳)

ある朝起きたら、虫になっちゃうという、訳の分からないお話です。

異邦人(新潮文庫), カミュ (著), 窪田啓作 (翻訳)

内容は、忘れました。タイトルだけ覚えてる。

砂の女 (新潮文庫), 安部 公房 (著)

砂の穴の中から抜け出そうとするお話。

幽霊たち(新潮文庫), ポール・オースター (著), 柴田元幸 (翻訳)

自分を観察するお話。今で言う、マインドフルネス的な?

まとめ

短期的な視点では不公平に馴れて、人生といった長期的な視点では満足できる幸福を得てほしいなと思う今日このごろでした。

経済的な自由、独立性を持つことは、これらをより客観的に遠目に見れるはずなので、望ましいんじゃないかと思います。

政治家の皆様には、利権に絡んだ補助金はやめて、減税をお願いしたいです。

引き続き、経済的自由の探求を続けていきたいと思います。

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