感想OUTPUT:隷属なき道 を読んだ感想

こんにちは、株もっちーです。

金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。

要するに読書感想文的な活動ですね。

読んだ本:隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働, ルトガー・ブレグマン (著), 野中香方子 (翻訳)

Utopia for Realists: And How We Can Get There (English Edition), Rutger Bregman

Utopien für Realisten: Die Zeit ist reif für die 15-Stunden-Woche, offene Grenzen und das bedingungslose Grundeinkommen (German Edition), Rutger Bregman 、 Stephan Gebauer

気づいたこと

これはAmazonにしてやられたかも知れません。

読んでいたら、この本の中に最近紹介した2冊が登場しました。

コンテナ物語とブルシットジョブ。

kabu-motty.hatenablog.com

ブルシットジョブは「くだらない仕事」という言い方で紹介されていましたので、インパクトは小さいですね。「クソどうでもいい」って、なかなか言わないですから。

kabu-motty.hatenablog.com

コンテナは、「箱」と紹介されていました。 コンテナと並んで世界を変えた例として出されているのが、トランジスタですね。まあ半導体と置き換えてもいいでしょうね。 「ムーアの法則」がまだ限界に達していないとか、どこまで伸びていくのでしょうか。

そして本の副題にもある通り、ベーシックインカムを支持する内容でした。 ユニバーサル・ベーシック・インカムというのが正確な表現のようですね。

日本語版出版に当たっての、結びの一節を紹介。

「週15時間労働、ベーシックインカム、そして国境のない世界」。いずれも、夢物語としか聞こえないという批判と無視の沈黙の中で、ブレグマンは言う。
奴隷制度の廃止、女性参政権、同性婚……いずれも、当時主張する人々は狂人と見られていた、と。何度も、何度も失敗しながらも、偉大なアイデアは必ず社会を変えるのだ、と。

本書では、アメリカのニクソン大統領がベーシックインカムを推進しようとしていたことが書かれていました。 その他、いくつかの実験で、効果があったということ。 ただ、イギリスの資本家に拠って潰された、そんなストーリーでした。

行動したこと

ブルシットジョブをもう少しうまく説明した文章としてはこれが良さそうに感じました。

つまりこの社会には監督者のための監督者がいて、監督者を監督する監督者のための道具を人々は作っているのだ。人々が本来なすべきことは、学校へ戻り、生活のために稼がなければならないと誰かから告げられる前に自分が何を考えていたかを考えることだ。 リチャード・バックミンスター・フラー(1895-1983)

やはり経済的自由を達成し、自分のためになすべきこと(これを「仕事」=「遊び」と言い張ればよいのでしょうね) に時間を使いたいという思いを強くしました。

紹介されていたお話を一つ。

『死ぬ瞬間の5つの後悔』より

仕事仲間のパワーポイントのプレゼンにもっと注意を払っていればよかった、とか、ネットワーク社会での画期的な共同制作についてもっとブレインストーミングをしておけばよかった、などと言う人は一人もいなかった。最大の後悔は、「他人がわたしに期待する人生ではなく、自分のための人生を生きればよかった」というもの。二番目は、「あんなに働かなければよかった」である。

この本に出てくるようです。

まとめ

国による年金に依存して生活する、 みずから運用した資産からの配当金に依存して生活する、 資産の4%取り崩しに依存して生活する。

どれも生活を成り立たせるための資金を、なにかに依存して獲得しようとしている点では同じですね。

経済的自由の探求とは、自分ベーシックインカムの実現ということのような気もしてきました。

ベーシックインカムも賛成といえば賛成ですが、ベーシックインカムの発行元に依存してしまう点(例えば国とかね)は、怖いですね。

隷属なき道、言い換えると、自由への道。

最初はしてやられたと思いましたが、久々のあたり本を、Amazonも勧めてくれたなと思います。たまにはテクノロジーにも感謝しますか。

そんなことを思いながら自分のブログを検索していたら、読んでみたい本の一冊になってました。

kabu-motty.hatenablog.com

88冊もあった中から自分で選んでおいて、完全に忘れていました。 まあ、そんなもんですよね。

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