こんにちは、株もっちーです。
突然ですが、経済的自由の探求小説を書いていきます。
まずは、月1くらいのペースを目指します。
序章：はじまりは荒波とともに
陽は高く、心はどこか遠くへ旅をしているような昼下がり。 私は窓際に座り、青空に漂う白い雲を眺めながら、過去を振り返っていた。 いつの間に純金融資産が3000万円を超え、アッパーマス層になったのか。
ただ数字がインクリメントしていったのではない。 これは、長い旅の一つの節目なのかもしれない。
私の名前は株もっちー。
2007年初め、世界がまだリーマンショックの影に気づかぬ頃、 大学を卒業し社会人となった私は、 金持ち父さんの夢を追いかけ、投資という名の未知なる海へ小さな舟で漕ぎ出した。 FXという気まぐれで気性の荒い猫を伴侶に。
それは、知られざる世界への憧れと、自己探求の旅の始まりだった。
2007年の秋、私の航海は予期せぬ嵐に見舞われた。 円高の波が私の小舟を襲い、含み利益は瞬く間に消え去った。 いや、その場に立ち会うことすらできなかったのかもしれない。
その敗北は、私の魂に深い痕を残しました。 FXという気まぐれな猫との別れを決意し、この投資の旅から身を引くことも考えました。
その旅の途中、人生の伴侶となる女性と出会いました。
私は、内に秘めた独立の夢を彼女に打ち明けました。 彼女は静かに笑い、「自分の好きにしたらいいわ、おかしな人ね」と言い放ちました。 その言葉は、彼女の存在が、私に再び立ち上がる勇気を与えてくれたのです。
その失敗から得た教訓は、レバレッジを掛けないことと、マイナスになるような投資をしないこと。 私の投資に対する哲学の基礎となりました。
そして次に選んだ伴侶は、海底を這いまわるタコでした。
第1章につづく
ランキング・宣伝など
記事が面白かったと思ったら、コメント、ブクマ、codocの投げ銭、ブログ村バナーポチリなど、なんでもよろしくお願いします。
にほんブログ村
