小説:経済的自由の探求〜第1章〜

こんにちは、株もっちーです。

経済的自由の探求小説の続編です。

まずは、月1くらいのペースを目指します。

だいぶプロットもできてきましたので、もう少し続けられそうです。

皆様の投資経験も振り返りながらお楽しみください。

前回まで

kabu-motty.hatenablog.com

第1章:潮のささやき

かつて、株もっちーは海辺で拾った貝殻に耳を当て、そのささやきを聞いた。それは、遠く不確かな未来への誘いであり、彼の心はその呼び声に魅了された。 海から現れたタコだった。このタコは一見すると普通のタコとは異なっていた。 株もっちーが探求している経済的自由への道しるべとなるかのような、謎めいた雰囲気があった。

タコは株もっちーに、海の宝物を約束した。それは、毎月彼のもとに届くたこ焼きの形をした、小さな幸せであり、株もっちーの心を掴んだ。

なぜなら、株もっちーはたこ焼きが大好きで、この可愛らしいタコは、 毎月彼のもとへたこ焼きを運んでくれるという特別な才能を持っていたのだ。

最初のうちは、タコが運んでくるたこ焼きを口にするたび、株もっちーはその幸せをかみしめた。 毎月たこ焼きが食べられる。これなら、食うには困らないじゃないか。 味に飽きたら、何かトッピングを変えたらいい。 たこ焼き以外の物が食べられない持期もそう長くは続かないだろうし。

「これが自由の味なのか!」

しかし、1年と幾月かが経過するうちに、彼はたこ焼きの中のタコが日に日に小さくなっていることに気づき始めた。

株もっちーは伴侶のタコをじっと見つめた。 タコは以前よりも丸みを帯び、どこか憔悴して見えた。 真実を悟った瞬間、彼の心は重く沈んだ。 タコは自らの身を削り、株もっちーへの愛情をたこ焼きという形で表していたのだ。

「これは長くは続かない」

株もっちーは静かに小さなタコを噛み締めた。 自由の味がたこ焼きだなんて、そもそもおかしい話だったんだ。 自由とは味わえるものではなく、そこある概念的なものではなかったのか。

とんだ思い違いをしていたことに気づいた株もっちーは、タコが自らを犠牲にして姿を消してしまう前に、彼はタコとの別れを決意した。

彼らの関係は、タコの犠牲の上に成り立っていたが、それは持続可能なものではなかった。 何よりも、タコを選んだ株もっちーそのものを食い尽くす恐怖を感じたのだから。 恐怖を抱く相手と長期的な関係を続けることはできない。

次の相棒を探す決心をした株もっちーは、今度は長期的な安定を求めた。

そんな時、彼のもとへ時折現れる白い鳩がいた。 その白く柔らかな翼と平和な鳴き声のリズムは、株もっちーの心に安定と平和をもたらした。

株もっちーは、その白い鳩に「ホワイトウィングス」と名付けた。 毎朝風に乗って高く舞い上がりながらも、いつも静かに彼のそばに戻ってくる。 いつしか、ホワイトとあだ名を変え、その姿に、確実性と信頼性を感じていた。

ホワイトが新しい始まりを象徴しているのだろう、こいつについていけば、自由が手に入るのかもしれない。

そして、株もっちーの旅は新たな章へと進んでいく。白い鳩と共に、より着実な道を選び、彼は再び経済的自由を求めて、投資の空へと飛び立ったのであった。

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