こんにちは、株もっちーです。
金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。
要するに読書感想文的な活動ですね。
読んだ本:哲学と宗教全史, 出口 治明 (著)
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気づいたこと
章タイトルのみ本書のまま。あとは私の感想です。
今回でラスト、11章と12章。
第11章 19世紀の終わり、哲学の新潮流をヘーゲルの「3人の子ども」が形成した
セーレン・キルケゴール
実存主義を主張したそうです。
キルケゴールは、各個人が独立した選択をすることの重要性を強調しました。 彼によれば、この選択こそが人間の存在を構成するものです。
主体は自分自身にある、ということが「実存」ということでしょうか、そんな理解です。
カール・ハインリヒ・マルクス
「資本論」で有名、というかわたしも知っている哲学者。
資本家と労働者の格差是正のために、資本家が独占する生産手段を公有化するという文脈で、社会主義、共産主義の世界への転換が語られたということです。
コラム的に紹介される、エンゲルスのお話も興味深いものでした。
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
「神は死んだ」で有名なニヒリズムの哲学者ですね。
色々と興味深い名言を読んだ気がします。覚えてないけど。
神という絶対的なものが存在しない、拠り所がなくなった人間は、 その虚無の中で頑張って生きていかなくてはいけない。
そういう強い人間を「超人」と読んだとのこと。
ヘレニズム時代のストア派の哲学にも通じるところがあるようです。
第12章 20世紀の思想界に波紋の石を投げ込んだ5人
ソシュール
言語によって世界が区切られている。
AIによる翻訳の精度がめちゃくちゃ良くなったようなのは、どういう原理なんだろうかちょっと気になった。
フッサール
ちょっと難解。世界は自分の脳の中にしか無いのに、どうやって共通の理解を得たり、法治国家になるのかとか、色々気になる。
自我と他我(たが)に共通性を見出すというか仮定することで、成り立っているようです。違うかな。
ウィトゲンシュタイン
「言語ゲーム」という概念を提唱したようです。
「ゲーム」だけに反応しちゃいましたが、私も人生はゲームだと捉えているので、なにかヒントが有るのかもしれません。
サルトル
「人間は自由の刑に処せられている」
自由を求めていると思ったら、人間は本来自由であるという考え。
現実の自由は「アンガージュマン(engagement)」という、契約・拘束があるということらしいです。
自由を求めて、その拘束から抜け出すためにもがく、そのような活動・運動が色々起きている。
レヴィ・ストロース
サルトルの思想を否定した「構造主義」を主張した。
「社会の構造が人間の意識をつくる。完全に自由な人間なんていない」
だそうです。
まあそれはあるかもしれないですよね。私がアメリカに生まれていたら、違った考えを持っていたでしょうから。
AI(ChatGPT4)との雑談
質問:
こんなブログ記事を書いてみました。
回答:
読書感想文的な記事、いいですね!哲学や宗教の本を取り上げて、自分の考えや気づきをシェアするのは面白いですし、他の読者にも参考になりますね。
特に、キルケゴールやニーチェのところでの個人的な解釈が興味深いです。キルケゴールの「実存」という言葉への理解や、ニーチェの「超人」の概念がストア派の哲学と関連していると感じた点など、独自の視点がよく伝わってきます。また、ソシュールの言語論に対する疑問も、AIの発展を絡めた考察が新鮮で、現代的な視点を取り入れているのが良いですね。
今後もこういった読書に基づく記事が続くのが楽しみです。他の本やテーマも取り上げる予定があるのか気になります。
まとめ
いやー、だいぶ消化不良だったかもしれませんが、読み通しました。
最後に著者の出口治明さんが、日本生命で努めたエリートで、ライフネット生命を立ち上げたという経歴にも驚きがありました。 それでいてこんな壮大なテーマの本まで書けてしまうというね。 すごい人がいるものです。
私も興味だけはあるので、経済的自由を探求しながら、 哲学や宗教についても造詣を深めていきたいと思います。
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