Be financial freedom. 経済的自由の探求

お金に縛られない自由を求めて、お金を増やしていく過程を記録します。

指数Watch:Week 2024/11/2 - 2024/11/8

S&P500 (SPX) などの指数の週次Watchです。

指数チェック|Weekly, 過去52週分

株価の動きチェック

ヒートマップ

1week

セクター動向

買ってみたい&保有しているセクターなどの最近1年間の週足を眺めてみます。

グラフはInvesting.comで簡単に作れます。

感じたこと・思ったこと

データを見た感想を書き留めていきます。

参考書籍:FACT FULNESS, Hans Rosling

「FACT FULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」、ハンス・ロスリング

この言葉、大事ですね。

「悪い」と「良くなっている」が両立することを忘れないようにしよう。

資本主義の全体的・長期的な成長の中で、一時的に調整が働く事がある。そういう歴史が繰り返されてきています。

指数を見て
  • S&P500指数:4.7%の上昇で最高値を更新。5995と6000目前です。
  • US10年債利回り:4.31%に低下。
  • VIX指数:14.94まで大幅に減少。トランプ政権誕生で、株式市場は成長の見立てが優勢になりました。
  • 為替(JPY/USD):153.18まで円安に。過去1年で141円〜161円で大きく揺れています。ちょうど真ん中くらいですかね。今後どっちに行くのでしょうか。
ヒートマップから

緑が眩しい。

テクノロジー系、金融系が好調。TSLAも+29.01%の爆上げとなりました。ホルダーとしては嬉しい。

セクター動向

殆どが今週は急角度で上昇しましたね。

  • GLD (金) 下げてますが、過去1年ではまだトップの上昇率。
  • VFH (金融) 金融がすごいあげ。
  • VGT (テクノロジー) 続いてテクノロジー。
  • VOO (S&P500) 上げてます。
  • QQQ (Nasdaq100) 上げてます。
  • VWO (新興国株) 中国も好調だったのでしょうか。
  • VT (世界株平均) これが世界株平均の動き。
  • XLRE (米不動産) 米国不動産もまあまあ上げ。
  • VDE (エネルギー) こちらもかなりの急上昇。
  • JP225 (日経平均株価) 米国に引っ張られてか、円安の影響か、上げました。
  • INDA (MSCIインド株) こちらも下げています。
  • VHT (ヘルスケア) 上昇。
  • BND (米国債) 上昇。
  • LQD (米国社債) 上昇。
  • EDV (米国超長期債) 金利がちょっと下がったので、上がりました。上げの角度は株式には負けてますね。
  • TREIT (東証REIT指数) この好調な世界で、下げるとは。めげずに買えるか。

AI(ChatGPT4)との雑談

今週のデータを踏まえ、長期投資家として以下のポイントに注目することをお勧めします。

1. テクノロジーセクターのリスクとチャンス
  • テクノロジー株が引き続き市場を牽引し、特にAIやクラウドサービス関連での成長が期待されています。しかし、テクノロジー株はバリュエーションが高く、景気の変動に敏感です。
  • 長期的にはテクノロジーは引き続き成長分野ですが、ポートフォリオの偏りには注意し、他のディフェンシブセクターや高配当銘柄などとバランスを取ることが重要です。
2. 高金利環境とインカム重視の資産配分
  • 米国10年債利回りが依然として高水準であるため、債券市場にとっては厳しい環境が続いていますが、利回りが高いため配当収入を重視する場合には魅力的です。
  • 長期投資家としては、現在の高金利環境を活かし、インカムを生む資産、特に短期・中期の債券に資産を割り振り、株式市場のボラティリティを緩和する手段として活用することを検討する価値があります。
3. REIT(不動産投資信託)の慎重な活用
  • 不動産セクター(米REIT、東証REIT指数)は金利の影響でパフォーマンスが伸び悩んでいます。今後も金利の先行きが不透明な中で、REIT投資には慎重な姿勢が求められます。
  • ただし、REITは分配金が期待でき、長期的なキャッシュフローの柱として役立つ可能性があるため、ポートフォリオの一部として組み込むのも一つの戦略です。
4. 新興国とインド市場への注目
  • インドを含む新興国市場(INDA、VWO)が好調で、長期的な成長余地が大きいです。特に、インド経済は人口増加と産業発展を背景に、今後も成長が期待されています。
  • ポートフォリオの一部を新興国に割り当て、リスク分散を図ることで、成長ポテンシャルのある市場から恩恵を受けることができます。ただし、新興国市場は先進国に比べボラティリティが高いため、長期の視点で保有する心構えが必要です。
5. 金(GLD)の防御的役割の活用
  • 今週も金が上昇し、インフレや地政学リスクのヘッジとしての役割を果たしています。金は株式や債券の市場リスクと相関が低いため、ポートフォリオの一部に防御的な資産として組み入れるのは長期投資家にとって有効です。
  • 金の価格は短期的に変動しますが、長期的には安定的な価値の保存手段として機能します。
6. 為替リスク管理
  • 円安ドル高が続いており、為替変動が日本人投資家にとってリターンに大きく影響を与えています。為替リスクを抑えたい場合は、為替ヘッジ付きの投資信託やETFを活用するのも選択肢です。
  • 特に米ドル建て資産が多い場合、長期的に円高に振れるリスクも考慮し、一定の分散を図るかヘッジを検討しておくと安心です。

今週の動きを受け、長期投資家としては多様な資産クラスを組み合わせ、セクターや地域のバランスを取ったポートフォリオ構築を目指すことが重要です。株式市場のボラティリティや金利動向に柔軟に対応するために、テクノロジー株などの成長分野に加え、インカム資産や防御的な資産もバランスよく取り入れると、安定したリターンが期待できます。

引用元

jp.investing.com

finviz.com

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