ソーシャルレンディングは失敗でした、私のケース。

まだ米国株投資を始める前のこと、2017年くらいでしょうか。

ソーシャルレンディングクラウドクレジットというのをテレビ番組で見ました。

今はもっぱらYouTubeで、テレビも全くみませんが、当時は結構録画して見ていました。

とりあえずお試しでやってみた

その代表者の考え方はすごくいいなと思ったので、 クラウドクレジットというところで、お試しで10万円ほど投資してみました。

ナイジェリアなんとかとか、ニカラグア何とかとか、7%とかの利回りを謳った未開地域への投資です。 1万円ずつ時期を分けて、10銘柄くらいに投資しました。

結果どうだったか

ほんとにそんな利回りが得られて、社会貢献にもなるなら、と思って投資しましたが、 利回りは期待値以下で、社会貢献になった実感もあまり得られない、というのが2021年現在の感想です。

Covid-19の影響の前から、償還が延期になったり、利回りが期待値以下がたまにあって、自分が選んだ投資先がいまいちだったのかなと思っていましたが、Covid-19以降は償還が延期になったり、利回りが期待値に程遠い(というか元本割れ)が多発している状況です。

ただ、これ投資対象が18ヶ月とか3年とか長くて、なかなか資金を引き上げることが難しいということも分かってきました。

無事償還された案件もあるのですが、まだ投資元本の半分くらいが引き上げられずにズルズルと運用されています。

他のソーシャルレンディングはやったことないのでわかりませんけど、 最終的な利回りも報告書読んでもよくわからなくて、素人には難しいという印象。 あとは、予想分配金のグラフが表示されるのですが全然更新されなくて、 システム開発にかけるお金ないんだろうなという感じが伝わってきます。

代表者からの成果でないことも当然ありますよというメッセージは届くのですが、 まあそれを聞いてから考え直して一旦売って他に投資することもできないという状況です。

crowdcredit.jp

サイトのトップページの期待利回りと代表者の説明ブログ

株式投資家は日常的に渋い思いをしながら(超長期で)5~8%のリターンを得ているのに、ソーシャルレンディングだけ一本調子で5~8%のリターンを得られると考えるのは楽天的すぎます。

クラウドクレジットでは、投資家の方にソーシャルレンディングで投資を行うローンは日常的に遅延、デフォルトを起こし、元本割れをしてしまうファンドもでてくることを前提として投資をしていただきたい旨を繰り返しご説明してきました。

私は、楽天的すぎな一人でした。

ソーシャルレンディングについての自分の考え

各投資先の成果・業績も全然伝わってこないので、 「よくわからないものに投資しない」という原則に立ち返ると、 投資すべきではなかったと反省しております。

先の記事の観点では、フィロソフィーには共感するけど、パフォーマンスが悪いものに投資できない、という感じです。

お試しの10万円でやめといてよかったです。

きれいサッパリ精算したいのですが、延長されたらそれを待つしか無い状況で、 株式などと違って、すぐに売却したりすることが難しいなど、リスクが高い事が実感としてわかってきたので、 着実に資産形成していきたい私個人にはあまり合わない投資分野と思っています。

まあ、そんな話もあったよという記事でした。

またソーシャルレンディングに心惹かれた時に読み返してみたいと思います。