感想OUTPUT:すべての教育は「洗脳」である を読んだ感想|なんで学校に行かないといけないのか?

こんにちは、株もっちーです。

息子が学校へ行きたくないそうです

まあ、登校拒否になっているというわけでもないのですが、 休み明けになると「学校へ行きたくない」と言い出します。

「なんで学校に行かないといけないのか?」

と質問されます。

「親の義務だからねぇ」とは言えず、なかなか回答に困ります。

いまのところ、こんな理由です。

  • 学校行っても遊ぶ時間が短いのが嫌
  • 明日の支度が大変だから
  • 体育の授業がつまらない

家だと割と自由に遊べるからね。

「体育の授業なんでつまらないの?」

「かけっこがあるから」

「えっ、かけっこ好きじゃん」

「だって、『かけっこ、おわりましたっ』から始まるんだもん。お話ばっかり」

どういうこと?と思いましたが、運動会の練習のようで、整列とかの練習なんでしょうね。

先生も大変だろうけど、あいかわらず軍隊調ですね。嫌になる子供の気持ちもわかります。

ただ、ゲームをやりたいだけなのかもしれない、とか思ってしまってごめんよ。

ゲームに関しては、妻から「あなたがスイッチなんて買うから」と、最近よく責められます。

好きなだけやらせておけば、そのうち飽きるでしょ、と思っていたのですが、そういうわけにも行かないような気もしています。

ゲーム時間を制限しているのですが、制限時間いっぱいできないと、なんだかイライラしてギャーギャーうるさいです。依存症ですね。

学校の方は、「勉強の仕方」を教えてもらうことと、「人間関係」を学んでおかないと、大人になった時に困るからねと、 なんだか曖昧な回答をしています。

中学までは、学校に行かないといけない、ということも伝えました。

学校に行けば、楽しかったーと言ってくるんですけどね。

最近こんな本を読んでいます。

堀江貴文, すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~ (光文社新書)

学校は、世間の「常識」を強制して、自分のやりたいことにブレーキをかけるように、洗脳していくための機関であると、そんなことを言われています。

まあ、そうかもしれないなと、思いますね。

経済的自由を目指し始めた私も、長らく気づいていませんでした。

なんで学校にいく必要があるんでしょうね。

「学び」たければ、自分でインターネットでだいたいのことは調べられる時代になりました。

わざわざ学校で、近くに住んでいるからという理由だけで、同じ学校・クラスに集められて過ごさないといけないというのも、 よくわかんないですよね。

嫌なやつが、近くの席になって絡まれたら、毎日めんどくさいですし。

まあ、そういうのをうまくかわしながら、社会性を持って生きていくすべを学ぶ場ではあると思いますね。

自分の没頭できることに関連することを、遊びながら自ら調べたりして追求していく「学び」の場として、使ってほしいですけどね。

自由な気持ち、没頭する気持ちは6歳頃が一番いい

そんな感じのを読んだ記憶があります。

こちらですね。

LIFE SPAN

血筋としては東欧系のユダヤ人で、ルター派の信徒として育てられた。だが、祖母にはまったくといっていいほど宗教臭がなかった。わが家で「主の祈り」に相当したものは、イギリスの作家アラン・アレグザンダー・ミルンの「ぼくは6つになった」という詩である。この詩は「ぼく」が1歳のときから始まって、次のように終わる。
 
でもぼくはもう6つで
すごくすごくお利口になった
だからこれからもずっとずっと
6つでいようと思う
 
祖母は弟と私に繰り返しこの詩を読み聞かせた。6歳というのは一番いい年齢なのだと話し、6歳の精神と畏怖の念を持ったまま人生を生きることに全力を傾けていた。

教育で常識の型にはめられる前の、一番自由な時期だともかんがえられますね。

大人になってしまった人たちに対しては、その時の感性を取り戻そうと、自由を指南する本にも書かれているはずです。

「貯金型思考」から「投資型思考」へ

こんな表の対比で説明されていました。

貯金型 投資型
基本行動 蓄える 増やす
大切にしているもの 貯蓄額 時間(時間総額)
使っても構わないもの 時間 お金
マインド 我慢・節約 勇気・ワクワク感
欲しいもの 安心 自由
大きく増える可能性 なし あり
元本割れリスク なし あり
価値判断 しない する
財産を使うタイミング いざという時(未来) いつでも

実際に投資を初めてみるのが、体験も伴ってわかりやすいんじゃないかと思いますね。

教育に関していうなら、やる前に知識を貯めるよりも、その知識を使って没頭してやってみてさらに必要な知識を獲得していくということでしょうね。

時間とお金を対比する辺りは、TIME SMART も参考になると思いました。

kabu-motty.hatenablog.com

Time is money と Money is time.

「貯金型思考」では、時間を使ってお金(知識・スキル)を貯める。

「投資型思考」では、お金(知識・スキル)を使って自分に投資して、自分の能力を上げていくみたいなイメージでしょうか。

まとめ

私自身、学校に行く必要性をもはやあまり感じていないのですが、その影響が息子にも出ているのかもしれません。

世間の「常識」に洗脳されてほしくはないけれども、 まあ義務教育だしそのへんはうまくやり過ごして、自分が没頭できることに大切な時間を使って生きて欲しいと思ったりもしています。

子供の言うことのよく理解して、私自身の洗脳を解いていきたいと考えています。

高学年の上の子になると授業で習っていないから使ってはいけないとか言い出して、 既に横並び意識に洗脳されてしまっている感じもして、どうしたものかという感じです。