こんにちは、株もっちーです。
2022年の支出を、2021年と比較して振り返ってみます。
家族構成(2021年時点)
こんな形です。
- 大人2(私と妻)
- 子ども(小学生2、幼児1)
もともと節約とか全然気にしてなくて金で買えるなら買えばいいじゃんという考えだったのですが、 子ども3人目の話が出てきて、ちゃんと教育費貯めておかないとやばいよねと思い始めたのが、 節約を意識し始めた動機です。
全体の変化額(2021年→2022年)
どうしようにもない税金類(所得税・住民税・社会保険)や住宅ローンは以下では集計対象外としています。
費目 | 2021年[万円] | 2022年[万円] | 変動額 | 変動率 | 月当たり費用[円] | コメント |
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●固定費 | ||||||
光熱費 | 26 | 33 | 7 | 27% | 27,500 | 燃料費高騰による。 |
住居費:固定資産税,家電他 | 24 | 24 | 0 | 0% | 20,000 | |
通信 | 10 | 8 | -2 | -20% | 6,667 | スマホ2台、ケーブルテレビ(インターネット,IP電話)。スマホの格安プランの値下げによる。 |
保険料 | 3 | 3 | 0 | 0% | 2,500 | 火災保険、自動車保険 |
●変動費 | ||||||
生活費:食費,日用品 | 86 | 107 | 21 | 24% | 89,167 | 宅配の利用。子どもたちの食事量も1人前になってきたのもありそう。 |
教育費 | 42 | 43 | 1 | 2% | 35,833 | 習い事は現状維持。来年は増えるかも。 |
医療費 | 6 | 6 | 0 | 0% | 5,000 | |
車・交通 | 39 | 116 | 77 | 197% | 96,667 | 中古車の購入による。 |
旅行・交際 | 38 | 41 | 3 | 8% | 34,167 | |
自己投資・美容 | 8 | 10 | 2 | 25% | 8,333 | |
使途不明金 | 0 | 0 | 0 | 0% | 0 | |
合計 | 282 | 391 | 109 | 39% | 325,833 |
詳細
光熱費
エネルギー資源の高騰の煽りを受けた結果です。7万円も増えてしまいました。
通信
減ってますね。
妻のスマホ回線の値下げの影響です。
生活費:食費,日用品
一気に増えてしまいました。
妻の復職に伴い増加することは見えていましたけど、ここまでとは。
今後は、なかなか食費を節約していくのは難しいかもしれません。
車・交通
車は中古車を買って、乗っていた車を売却して、と、なかなか忙しい1年でした。
自転車も買って、保育園の送迎をできるだけ車を使わない工夫もしてみました。
詳細は以下の記事を書きましたので、興味のある方は読んでみてください。
それにしてもテスラ株価はひどいことになったなぁ。
旅行・交際・趣味
少し増えました。
これは50万円ほどの予算を考えていたので、もっと使ってもいいくらいと思っています。
流石にこの予算だと海外旅行とかは難しい。
経済的自由の達成後には、とか言っていると結局いけなくなりそうなので、 どこかで心を決めていくしか無いかな。
そういう意味だと、円高になるのはありがたいのかもしれない。
その他はご要望がございましたら
記事のネタにさせていただきますので、お気軽にコメント・ブクマなどいただけると嬉しいです。
全体観
車を買い替えて、+109万円というのは、今までの自分からしたら神業です。
ライフプランでも車の買い替え費用は、400万円ほど見積もっていたので、経済的自由を1年前倒しできる水準の偉業と言ってもいいでしょう。
これが出来たのは自分の考え方が変わったことが要因です。
- 車で見栄を張っていた自分がいたことに気づいた
- 別に中古でいいじゃんと思えた
ひっそり自分を褒めてあげたいと思います。
車で見栄
これは普段見かける車に対する意識が大きく変化しました。
特に私が住むような小さな戸建住宅の駐車場に止まっている外車を見たときに、こんなふうに思うようになりました。
「あーこれは見栄ですな」
その隣の家の駐車場に薄汚れたBMWやらAudiやらレクサスやらの小型車が止まっているのを見ると、
「隣の家に対する競争意識なのかしら」
なんて思うこともあります。
一方、大きな家のシャッター付きのガレージからピカピカの同じ車が出てくるのを見ると、
「こういうのが分相応の支出なんだろうな」
と思いますし、その近くの家の敷地に3台も並んで外車が止めてあるのをシャッター越しに見ると、上には上がいるもんだと言うことも痛感しています。
中古でいい
新車か中古かなんて、他の人から見てもわかりません。発売直後の車種なら新車の可能性が高いですけどね。
まあ、前に変な人が乗っていたかもわからないという点はありますけどね。
今回は5人家族を運ぶ移動手段と割り切って考えることで、中古でも特に気になりませんでした。
家・車・保険という3大浪費に対して
家はもう買ってしまったので今更どうしようもないですけど、保険は無事に逃れられました。
車に対しても、今回の買い替えは、浪費を抑え必要な消費に出来たと思います。
まあ、次買うときはまた見栄が出てしまうかもしれませんけどね。
妻がすでに、次買うときはレクサスがいいと申しておりますので。
EVや自動運転も普及してきそうですし、自動車の浪費消費スタイルも変わってくるのかもしれません。
次回の車買い替えイベントは、この車の調子が悪くなるか、子供が巣立ったあと位になるか、いつになるかちょっとわかりません。
またその時、経済的自由の探求の道筋の中で、考えてみたいと思います。
参考にならないようで、きっと参考になる書籍たち
去年も紹介した本を3冊紹介します。コピペです。
いずれも、今を生きて、過去にその蓄積を楽しむ、というような話かなと思います。
年収100万円の豊かな節約生活術
ひとり暮らしで突き詰めていくと100万円台で豊かに暮らしている方もいるようです。
読んだけど5人世帯での再現は難しそうではあります。
まあ結局は1人が5人いるだけですからね、参考になるところもあるでしょう。
200万円台なら目指せるかな。
ただ、教育費はまたこれからどんどんと増えていきそうなので、難しいかも。
上のような暮らしは、子供が独立したら楽しめるかもしれない。
今できるのは、節約もしつつ自分の時間を売る時間を小さく、人生の思い出を作る時間を大きくする、これのバランスを取っていくことだと考えています。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
再掲になりますが、こちらの本がもう少し抽象的でわかりやすくておすすめです。
人生の短さについて 他2篇 (光文社古典新訳文庫)
また、更に過去に遡ると、セネカの哲学本も同じ話をしていると思います。
一段落紹介して、記事を終わりたいと思います。Amazonプライム会員の方は、無料で読めますのでお試しください。
いいかね。人間の誤りを乗り越えた偉大な人物は、自分の時間から、なにひとつ取り去られることを許さない。それゆえ、彼の人生はきわめて長いのである。なぜなら、彼は、自分の自由になる時間が長かろうが短かろうが、それをすべて自分のためだけに使うからだ。彼の時間が使われずに眠っていることなどなかったし、他人に支配されることもなかった。なぜなら、彼は、自分の時間と交換できるほど価値のあるものなど、なにひとつ見出さなかったからだ。彼は、とてもけちな、自分の時間の守り手なのである。だから、彼には十分な時間があったわけだ。これに対して、あの多忙な人たちに時間がないのは当然のことだーー人々の群れが、彼らの人生から、たくさんの時間を奪い去っていったのだから。
(セネカ、人生の短さについて、光文社古典新訳文庫)