感想OUTPUT:システム・エラー社会 を読んだ感想

こんにちは、株もっちーです。

金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。

要するに読書感想文的な活動ですね。

読んだ本:システム・エラー社会 「最適化」至上主義の罠, ロブ・ライヒ (著), メラン・サハミ (著), ジェレミー・M・ワインスタイン (著), 小坂 恵理 (翻訳)

System Error: Where Big Tech Went Wrong and How We Can Reboot (English Edition) Rob Reich, Mehran Sahami, Jeremy M. Weinstein

英語版の表紙のほうが好きですね。ファミコンみたいで懐かしい。

気づいたこと

序章で取り上げられている、アーロン・スワーツという人物に引き込まれました。

すでに26歳の若さで亡くなられているようですが、お世話になっているRSSの生みの親だそう。

ja.wikipedia.org

自分も大学時代に配信されるRSSデータを使ったプログラミングをしていたので、懐かしく思うとともに、こんな人がいたのかと偲ぶ思いになりました。

結局は人間がテクノロジーについての知恵をつけるしか無い

ということなのかなと思いました。

だいぶ端折ってます。非常に長々としたアメリカっぽい本なので、興味ある方は読んでみてください。

著者の一人が哲学者ということもあって、なかなか問答を読んでいるようで、辛いものもあります。私の偏見ですかね。

出てきました、ステークホルダー資本主義

株主資本主義に最適化しすぎたビッグテックの力を制限する考え方として、紹介されていました。

以前、公開会社と非公開会社について調べていたときに知った言葉です。こういう面もあるんですね。

kabu-motty.hatenablog.com

行動したこと

SNSの使用をだいぶ控えてはいるのですが、使わずにはいられないですよね。

「害をなすことなかれ」の精神を持って、最低限活用していきたいと思いました。

こちらの本は、再読してもいいかもしれない。 「デジタル・ミニマリスト

kabu-motty.hatenablog.com

まとめ

ChatGPTでも使われている言語モデルGPT-3についての言及もあり、まあまあ最先端の本なのかなと思います。

日本での出版も2022年12月25日、去年のクリスマスですからね。