買付余力の使い所についての考察|バフェットの名言に学ぶ

こんにちは、株もっちーです。

土曜日は、ポートフォリオを点検してみたいと思います。

特になければ、自由に何かOUTPUTして、書いていきます。

フルインベストメントから買付余力を残す方向へシフトした2022年

ちょうど1年くらい前でした。

kabu-motty.hatenablog.com

当初のキャッシュ比率は3%。

株価が下がっていく中、買増できないもどかしさがありました

その反省に基づいて、買付余力枠のキャッシュをアセットアロケーションに入れたのです。

目標のキャッシュ比率は、5-10%としました。

このキャッシュは、売らないリバランスで使いたい

株価が下がった場合、相対的にこのキャッシュ枠の比率が上がって、買付の方にリバランスできる。

株価が上がった場合、株を売らないでキャッシュを増やす必要がありますので、収入からの入金をキャッシュ(MMF)に回します。 今年はそんな感じです。ただ、VOOの定期買付は実行したいので、全額キャッシュには出来ていません。 給与からの入金は月10万円くらいで結構生活防衛資金が厳しい感じになるので、資産評価額が増えるに連れて効果が小さくなります。 まあ、仕方ないですね。収入多角化で、頑張って増やそうにも、まだそこまでインパクトがありません。

そんな考え方です。

今年の株価は上昇しているという現実

そのため、入金はなるべくキャッシュを投入し続けているにも関わらず、 キャッシュ枠の比率が上がりにくく、未だに4-5%程度であり、なかなかリバランスするレベルまでキャッシュ比率が増えません。

金額にすると2022年6月当時が約100万円のキャッシュで、 現在が約200万円のキャッシュと、倍増していますので、6%くらいまで増えても良さそうな感覚ですけどね。 給与からの貯蓄で1%の現金を増やす労力よりも、資産の増加率のほうが高いという、 トマ・ピケティの有名な数式( r > g )にも当てはまる内容でしょうか。 インフレの怖さを実感できる現象といえるのかもしれない。

株価上昇の恩恵を取り逃がしているような、置いていかれるような、フルインベストメント続けていればよかった、そんな感情が出てきています。

今年十分資産は増えているんですけどね。まだ欲しいんかい。株もっちーさん。

まさに強欲。

強欲に任せて株を買わないというようなことが、バフェット哲学の考え方にあったと思いますので、 その教訓を胸に、キャッシュをしっかりキープしていきたいと思います。

バフェットの手紙を見てみる

読みたかったのは名言にもなっているこの部分。

Our goal is more modest: we simply attempt to be fearful when others are greedy and to be greedy only when others are fearful.
(from Chairman's Letter - 1986, BERKSHIRE HATHAWAY INC.

日本語に訳すとこんな感じでしょうか。

私達の目標は控えめなものです:他の人が強欲なときは恐れを抱き、他の人が恐れを抱いているときだけ強欲になること

以下が原文であるバフェットの手紙です。Greedy(強欲)が出てくる1段落を抜粋してみました。

www.berkshirehathaway.com

確かに書いてありますね。それにしても結構長いレターです。手紙って便箋に2,3枚という勝手なイメージでして、こんなに長いものだとは思っていませんでした。

www.investopedia.com

まとめ

というわけで、ポジポジ病再発の予兆に気づいたこと、買いたい欲をブログに記して、満足したいと思います。

もうすぐボーナスとか、持株会の売却タイミングの到来とか、一気に入金できるチャンスが来るので、買いたくてしょうがないんですけどね。

秋か冬か来年か、来る調整・暴落局面の下がり続ける恐怖の中で、アセットアロケーションに従った資金のリバランスができる機会を待ちたいと思います。

できるかな。