Be financial freedom. 経済的自由の探求

お金に縛られない自由を求めて、お金を増やしていく過程を記録します。

父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え|ポートフォリオはシンプルにインデックスにする覚悟を

こんにちは、株もっちーです。

ポートフォリオについて考えさせられる本を読みましたので、紹介します。

読んだ本:父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え、ジェイエル・コリンズ、小野一郎

私も娘の父親という立場があるので、父が娘に教える系に弱いんですかね。

前にはこんな父娘系の本を読みました。

こちらは、投資というよりは経済そのものに関しての教えです。実用的なのは、やっぱり経済的自由を実現するための投資手法でしょうね。

気づいたこと

まあどうせインデックス投資を勧める本だろうなと思って読んだのですが、結構引き込まれてしまいました。

内容はそのとおりで、頭では理解しています。

けれども私のポートフォリオは色々とごちゃごちゃしてしまっています。

著者のコリンズさん自身も、インデックスファンドの考えに強く反発されていたそうです。この部分により、インデックス投資を勧める気持ちが伝わってきました。

もし誰かが「私の資産形成に対して最大の妨げになったものは何か?」と質問したら、とんでもなく長い期間にわたってインデックスファンドの考え方に私が強く反発していたことだと答えるでしょう。インデックスファンドへの反論を耳にすると、それは私自身の言葉となって、頭の中で繰り返しました。
長い間、インデックスの考え方が反発されてきた理由はなんなのでしょうか。その背景から見ていきましょう。

続きが知りたい方は是非本書を読んでみてください。

私自身も、インデックスがアクティブ運用にほとんど負けているという事実を知りながら、自分だけはうまく勝てる時が来るかもしれないという淡い期待をもってコアサテライトなんて複雑なポートフォリオを構築しているのでしょう。認めぜるを得ません。

わかってはいるのに、なかなか行動につながらない。

いつか諦めて、シンプルなポートフォリをに到達していくことになると思います。

本書では、中心となる3つの原則を述べた上で、潔くシンプルに以下のポートフォリオが勧められています。

3つの原則

本書の中心となる原則は以下の3つだと書かれています。

  • 支出は稼ぎより少なくする。
  • 余りは投資する。
  • そして、借金をしない。

私は、最初の2つはできています。

最後のもの、これは結婚後ずっと住宅ローンを組みたくないと妻に言い続けていました。

しかし、2人目が生まれて社宅に居られる期限が迫る焦りからか、住宅ローンを組んで新築の戸建ての家を買ってしまったことにより、原則を破ってしまいました。

良い借金だと自分に言い聞かせてきたものの、やはりローン返済による貯蓄・資産形成スピードの劣化を明らかに感じています。

まったく、この原則を守りきれていれば、今頃アッパーマス層はもちろん、40歳までには準富裕層には到達できていただろうなと思います。

本当にこの原則は守ったほうが良いと思います。

私が住宅ローンを組んで家を買うと親に言った時、私の親はローンに関して全くアドバイスはくれませんでした。 全くそれが常識的であり、ローンを組んで家を買うということが、普通であるという感覚だったんでしょう。 お金の話をするのをタブー視していたというのもあるかもしれません、私自身も親たちも。

2世帯住宅にするか持ちかけたときには、その必要はないと言われたのに、家の間取りにはなんだかんだ口を出してきたのですけどね。

子どもたちには経済的自由が人生にとっていかに重要なことであるか、特にお金に関わる複利の力、借金の負のパワーと投資による正のパワーをきちんと伝えて、子どもたち自身の自立を促していきたいと思います。

資産を積み上げるポートフォリオ

人的資本による収入がある時代ですね。娘へのおすすめという感じで書かれています。

  • VTSAX: 100%

VTSAXというのはVanguard Total Stock Market Index Fund Admiral Sharesのことで、全米株式に投資する投資信託のようです。

米国株ETFで言うなら、VTIでしょうか。

資産を維持するポートフォリオ

こちらはリタイア後の世代、著者自身のポートフォリオという形で書かれています。

  • VTSAX: 75%
  • VBTLX: 20%
  • Cash: 5%

VBTLXは債権の投資信託のようです。ETFで代替するならBNDですね。

私はそのうち積み立てていこうと思って1株保有してますが、今はその時期じゃないと思っています。まだ資産を積み上げるポートフォリオに力を注ぐべきときのはず。

行動したこと

なるほどなるほど。

まあ今更個別株を売り払うのも何なので、VOOのアセットアロケーション比率に上限を定めずに投資していきたいと思います。

あとは、キャッシュの比率20%くらいが良いかなーと思ってとりあえずの目標を10%にしていましたが、5%にします。

まとめ

シンプルなポートフォリオ、頭では完全に理解しました。

ただ、コアサテライトのサテライト部分、とりあえず趣味として続けます。

全く往生際の悪い人間ですね。

そんな人間は、この動画を見て喝を入れてもらいましょう。

わかっているならやりなさい
頭で分かっているのに変われない人 のたった一つの問題点(大愚和尚)

www.youtube.com

ガチャの話をしているようで、個別株の選定にもつながるような気もしてきました。

全部買えばいいさ、というのがインデックス投資という解。

ガチャの場合、全部買ってゴミの量の多さに愕然としてもダメなようです。

捨てる覚悟・変わる覚悟をもって、行動に移しましょう。