指数Watch:Week 2024/2/11 - 2024/2/17

S&P500 (SPX) などの指数の週次Watchです。

指数チェック|Weekly, 過去52週分

株価の動きチェック

ヒートマップ

1week

セクター動向

買ってみたい&保有しているセクターなどの最近1年間の週足を眺めてみます。

グラフはInvesting.comで簡単に作れます。

感じたこと・思ったこと

データを見た感想を書き留めていきます。

参考書籍:FACT FULNESS, Hans Rosling

「FACT FULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」、ハンス・ロスリング

この言葉、大事ですね。

「悪い」と「良くなっている」が両立することを忘れないようにしよう。

資本主義の全体的・長期的な成長の中で、一時的に調整が働く事がある。そういう歴史が繰り返されてきています。

指数を見て

S&P 500指数は先週からわずかに下落し、0.4%の減少を示して5005.07ポイントで終えました。5000はキープしましたね。

US10年債利回りは前週の4.19%から4.30%へと上昇しており、これは市場がインフレ圧力や金融引き締めにより高い利回りを要求していることを示している可能性があります。

VIX指数は2.6%減少し、これは市場の不安が若干緩和されていることを示唆しています。

JPY/USDはわずかに下落し、ドルが対円で強くなっていることを示しています。

セクター動向
ヒートマップから

ヒートマップによると、テクノロジー大手のMicrosoftとAppleは、それぞれ3.92%と3.46%の下落を示しており、この週はテクノロジーセクターにとって挑戦的な一週間であったことが伺えます。しかし、NVIDIAは0.67%の上昇を見せ、セミコンダクターセクターにおける強さを示しています。Googleは5.63%の下落を記録しましたが、Metaは1.11%上昇しています。

LLYとUBERの上昇も気になりますね。何があったのでしょうか?

Eli Lilly(LLY)

特に糖尿病や肥満治療薬であるモウンジャロとゼプバウンドへの強い需要に支えられ、顕著な成長を遂げています。Morgan Stanleyのアナリストは、同社がテクノロジー企業以外で初めて市場価値が1兆ドルに達する米国企業になるかもしれないと考えています。この推測は、同社の株価が3.2%上昇して新記録を達成した後に行われました。株価の上昇は主に、糖尿病および肥満治療薬への堅調な需要によるものです。特に肥満治療薬ゼプバウンドは、歴史上最も売れた薬になると予測されています。Eli Lillyの時価総額は現在7400億ドルを超え、S&P 500指数における最も価値のある会社トップ10にランクインしています。ウォールストリートは強力な収益を背景にLLYの株価目標を引き上げており、一部のアナリストは、株の顕著な評価プレミアムにもかかわらず、さらなる上昇余地を見ています。(ChatGPT4による分析)

Uber(UBER)

株価は10.58%の上昇要因はこの辺ですかね。自社株買いか。

jp.reuters.com

セクター動向

Vanguard S&P 500 ETFのパフォーマンスを見ると、テクノロジー関連のETF(QQQ)が依然として年間での強いパフォーマンスを維持しています。しかしながら、ヘルスケアセクターのVHTは12.54%の上昇を示し、特に製薬企業の強いパフォーマンスが目立っています。

AI(ChatGPT4)との雑談

質問

J-REITが下がり続けています。株価チャートではTREITが該当します。どの様な要因が考えられますか?

回答

日本のJ-REIT市場の下落に関して、いくつかの要因が指摘されています。最近の市場動向によると、REITの成長戦略が単に拡大に焦点を置いていたものから変化しているようです。特に、資本コストを上回る投資環境の厳しさを認識し、一部のREITは自社の投資単位の買い戻しを再開しています。これは株式の買い戻しに相当し、低迷するREIT市場を支える手がかりとなるかもしれません。

一方、REITの資本増加は通常、物件の取得と連動して行われますが、物件価格が低金利による資金流入などの要因で高騰しているため、物件の期待収益率が下がっています。このような状況では、資産規模の盲目的な拡大がユニットホルダーの価値を損なう可能性があり、投資単位価格の低迷も驚くにはあたりません。不動産価格の調整が近期に予想されていないため、高金利とインフレが資本コストを押し上げると多くの人が信じています。

market-news-insights-jpx.com

したがって、J-REITの価格低迷の要因としては、金利上昇の継続、物件価格の高騰、投資家の要求する収益率の上昇などが挙げられます。これらの要因は、今後のJ-REIT市場の動向に影響を与える可能性が高いと考えられます。

さらに、CBRE Japanの市場展望によると、日本の商業不動産投資量は2023年に前年を上回る見込みですが、2024年は投資家が供給と需要のバランスの変化に対応してより選択的なアプローチを取ることが予想され、投資量が減少する可能性があります。また、日銀の金融政策の変更による長期金利のさらなる上昇が、投資家の目標とするキャップレートを押し上げ、取引の流れを抑制し、投資量にさらなる圧力をかける要因となり得ます。

https://www.cbre.co.jp/en/insights/reports/market-outlook-2024-

これらの情報は、市場ニュースとインサイトのウェブサイトおよびCBRE Japanの市場展望から得られたものであり、より詳細な情報はそれぞれのウェブサイトでご確認いただけます。

感想

CBRE Japanのレポートサイトとか、なかなか自分で検索していてはたどり着けない情報を検索して簡単にまとめてくれるのは嬉しいかもしれません。リンク先の記事を読んでも、ちょっと難しいなと感じるので、色々勉強していきたいと思います。

やはり日銀の金利を上げようという姿勢が、REIT市場にもかなりのインパクトを与えているのかなと感じました。

アメリカの商業不動産はひどい状況みたいだし、このあたりがブラックスワンとならなければいいんですけどね。 リーマンショックも不動産担保証券が引き金だったようだし、変な連想をしてしまいます。 もうちょっと勉強しないといたずらに不安になるだけだな。

引用元

jp.investing.com

finviz.com

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