Be financial freedom. 経済的自由の探求

お金に縛られない自由を求めて、お金を増やしていく過程を記録します。

感想OUTPUT:働き方全史―「働きすぎる種」ホモ・サピエンスの誕生 を読んだ感想

こんにちは、株もっちーです。

金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。

要するに読書感想文的な活動ですね。

読んだ本:働き方全史―「働きすぎる種」ホモ・サピエンスの誕生, ジェイムス スーズマン (著), 渡会 圭子 (翻訳)

Work: A Deep History, from the Stone Age to the Age of Robots (English Edition), James Suzman

気づいたこと

狩猟採集民に関する新しい情報がありました。

現在では、ジュホアンのような狩猟採集民が常に飢餓と紙一重の状況にいたわけではないことがわかっている。むしろ栄養状態はよく、大半の農耕社会の人々よりも長生きしていた。彼らは週に一五時間を超えて働くことはあまりなく、ほとんどの時間を休息と娯楽に費やしていた。またそれができたのは、日常的に食料を蓄えることもなく、富や地位を築くことにも関心がなく、短期的な物質的欲求を満たすためだけに働いていたからであることもわかっている。経済問題では、人間は無限の欲望と有限のリソースの間の煉獄に生きることを運命づけられていることになっているが、狩猟採集民には物質的な欲望はほとんどなかった。それは数時間、体を動かせば満たされるのだから。  彼らの経済生活は、欠乏にとらわれることなく、むしろ豊かさを前提として成り立っていた。それならホモ・サピエンスの三〇万年の歴史のうち九五パーセント以上の期間、私たちの祖先は狩猟と採集を行なっていたのだから、欠乏の問題や働くことに対する姿勢についての、人間の本質に関する前提は、農業に根ざしていると考えられる。

まさに「足るを知っていた」という感覚でしょうか。

消費を刺激されることもなく、日々を暮らしていたのでしょうから。

週に15時間。出てきましたね、ケインズの影響でしょう。

ステレオタイプなイメージは、あまりにも単純すぎるという結論に至った。  サーリンズが最も興味を持ったのは、狩猟採集民が農業や工業で働くストレスの多い労働者に比べ、どれだけ娯楽を楽しんでいたかではなく「彼らが物質的にそれほど多くを求めていないこと」だった。狩猟採集民が他の人々よりはるかに多くの自由な時間を持っていたのは、物質的な必要が満たされていた以上に、わずらわしい欲望に振り回されることがなかったためだと結論づけた。  「欠乏を簡単に満たすには、多くを生産するか、多くを望まないかのどちらかだろう★60」とサーリンズは述べた。狩猟採集民は、多くを望まないことでそれを成し遂げていて、彼らなりの豊かさを手に入れている。ウォールストリートの銀行家たちは、彼らよりも多くの不動産や船舶、車、時計を所有しながら、それらをどう使えばいいのかわからず、さらに多くを手に入れようと常に苦闘している。

まあ、そんなに作られた楽しいことがなかったとも言い換えられるのかもしれませんね。

知らなければいいんでしょうが、知ってしまったうえで、それを望まないでいられるのは、少しストイックな哲学が必要ですね。

行動したこと

そもそもここでいう仕事ってなんなんでしょうかね。食料調達と住居の手入れとかでしょうか。衣類はあったんかな、何か布切れ着てたとしましょう。

週15時間7日あるとすれば1日、2時間くらい、食料を調達しに行くってことなんでしょうかね。

もしくは3日分くらいまとめて、半日かけて色々食料を集めるとか。

自給自足生活はそんなにやりたいとも思わないので現代版にすると何するんかな。 8時間は睡眠に充てるとすると、1日16時間、1週間で112時間あります。

  • 5時間かけて、スーパーで1週間分の買い物する。1日1時間で5日でもいいです。
  • 5時間かけて、家の掃除・修繕をする。
  • 5時間かけて、何か必要なことをする。
  • 残り97時間は、遊ぶ。

そういうことですか?

今の生活だとこんな感じでしょうか。

  • 50時間、労働者として働く。(10時間*5日 通勤含む)
  • 5時間くらい、子どもの送迎。(往復1時間*5日)
  • 2時間で、スーパーで買い物する。
  • 14時間くらい、掃除・洗濯する。(1時間*1日)
  • 残り41時間、遊ぶ。(個人・家族、自由に)

15時間働く生活になれば、週に50時間くらい遊ぶ時間が増えそうです。

労働者の問題点は、その拘束時間以外も、頭の中に仕事のあれこれが侵入してくることなんですよね。 ひどいときには睡眠時間にも色々浮かんできます。 そういう意味では、このような時間では測れない、不自由さ・拘束があるのでしょう。

まとめ

ちょっと引用が長くなってきました。Kindleで自分にシェアが簡単にできるので、打ち込む手間がいらなくて便利なんですよね。

精神的に自由な時間を増やせるよう、引き続き経済的自由の探求を進めていきます。

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