“banking model”「教育の銀行モデル」への不信感とか、中国の営利目的の個別学習指導禁止

我が家は3人の子育て家庭ですので、教育資金の考え方は非常に重要です。

ライフプランを整理していて、子供の教育費の見積もりをどうしようか考えていました。

今はどっかの統計出された平均の教育費の、公立行った場合を当てています。

それでも一人1000万かかってきますので、なかなかの物です。

さらに、塾・習い事をするとか、浪人して予備校行ったら、私立で下宿したらどうなるとか、 金銭面的に最悪のパターンを想定するとどうなっちゃうかを少し考えていました。

そんなときに、こんな記事をみつけました。

なぜ米国には学習塾が少ないのか?

nlab.itmedia.co.jp

「抑圧型」の教育への不信感

 American Journal of Education誌による記事では、米国における塾での教育が取り上げられています。記事によれば、米国でも日本人移民の多い地域を中心に塾の数は増えつつあるそうです。

 共通試験(SATなど)の難易度は高くなく、全体評価に占める割合も低いといえど、1点でも成績を上げるために塾を利用したいと考える家庭があってもおかしくありません。

 それでも米国で塾の文化が浸透しないのは、“banking model”―「教育の銀行モデル」(※)への不信感が根強く残るからだといいます。

※ブラジルの教育家パウロフレイレの造語。学生を「貯金箱のごとく知識で埋められる容器」にたとえ、抑圧的な教育に警鐘を鳴らした。

なるほど、こういう考え方があるんですね。

たしかにアメリカ人が塾で勉強しているってイメージあんまりないですよね。

大学も入るより卒業するほうが難しいって聞きますし。

中国では「営利目的の個別学習指導禁止」がニュースになっていました

VWOが結構下がったなと思っていたら、こんなニュースもあったみたいですね。 これで教育関連銘柄の株価が急落したようです。

jp.reuters.com

仮想通貨といい、中国はやっぱり政府の力が強いですね。

日本じゃ考えにくいニュースという印象。

でも、携帯料金への引き下げ圧力は実績あるから、やっても良いかもしれないですね。

少子化対策で教育に力を入れるべきであれば、 塾にかかる費用を値下げして家庭の収入の格差で塾に行きたくてもいけない、 というような子どもを支援するという目的であれば、 筋が通るかもしれない。

子供の教育費に対する親の不安も減りますので子供の数が増える可能性が高まり、 子供の知的レベルも上がりますので将来の収入増えますので、 消費税増税に比べてよっぽど効率的なまっとうな税収増につながると思います。

先のない老人の医療費や年金よりも、 将来の労働者・納税者になる子どもの数・能力を上げるようにしてほしいですね。

老人ってなんか病院行きすぎな気もしますね、開院前から行列をなして、 待ち時間に馴染みの人や看護師とのおしゃべりに興じる。 この前は収入ありそうな老人男性が1割負担じゃなくて3割負担で高いな〜と文句言ってた人がいました、 クスリ貰いに来ているだけっぽかったですが、薬漬けビジネスも考えものですね。 これは、受診者側も医者の言いなりにならないようにする必要があると思います。

www.nikkei.com

「健康診断は受けてはいけない」なんて本もありますね。会社の超義務的な健康診断受けて毎回思います。

自分は早期発見なんてせずに、知らずに死んでいきたい派です。

私も塾に少し行っていました

かくいう私も中学3年生の後半、夏休みから受験までにかけて高校受験に特化した学習塾に行っていました。

まわりの友達が軒並み塾に行く中で、不安にかられて、親に頼んで行かせてもらいました。

あんまり正確な記憶はないですけど、親は結構お金の面で渋い顔していたような気がするなぁ。

結局、テスト慣れなんですよね。どんな問題が出るかはだいたい決まっているので、何回かやれば解けるようになります。

高校入試に関しては、できるだけ早く問題を終わらせて、検算・見直しの時間をどれだけ確保できるか。私はこれが重要だと思っていました。

あとは試験のときの雰囲気に飲まれないこと。これも重要ですね、なんかお腹痛くなったり、トイレに行きたくなったり、こういうのを模擬試験で体験しておいて、本番でテストに集中でき無くて失敗する確率を減らしておくこと。

今考えれば、なんか頑張りすぎてたなと思います。我ながら。

学校も塾も、行きたければ自由に行けやーってなるといいですよね。 ほとんど金銭費用かけず勉強する機会を与えられたのにやらずに、賃金格差が出るってならある意味平等と言えるのではないでしょうか。

そもそも、入試一発の仕組みが問題ありだから、根本的な解決策にはならないかもしれないが。

あとがき

というわけで、試験突破するためだけに抑圧される状態は短いほうが良いし、そんなことに小中の貴重な時間と金をかけすぎない方がいいんじゃないの?というのが私の意見です。

せいぜい半年〜1年くらいかなと思いますので、小中学校の生活全般を塾で過ごすなんてイヤですよね。最近テレビ見てないのでわかんないですけど、夏休みの学習塾の様子がテレビで放送されたりしてましたよね、あれ見ると可哀そうになります。

子どもから、どうしても塾に行かないと不安、個人で勉強しているとプレッシャーを感じてしまうから、塾に行ったほうが気が休まるのだろうと思えれば、塾に行くのもいいのかなと考えます。

本人が塾なんて行かなくても余裕〜っていうような、図太い神経の持ち主であれば、行かないのもいいかもしれないですね。たぶん、学校で受ける模試とかで点数悪いと、ヤベっってなると思いますけど。

テストだけじゃなくて、尖った才能は活かしつつ、バランス取れた人格を育てるような感じが良いのかなと思います。って、めちゃ難しいこと書いてますね。

もう少し先に目を向けると、転職が気軽にできるようになってくると、新卒一発に対するプレッシャーが減って、入試一発のプレッシャーも減って、いままで能力が発揮できなかった人たちの活躍が増えてくるのかもしれません。新卒一発の重みが減ってくれば、日本の教育も少しは変わってきますかね。