Warren Buffet said, "Never bet against America." について考える

ちょっと古い記事ですが、ウォーレン・バフェットの強烈なフレーズが心に残ったので記事にして記録しておきます。

その言葉は、"Never bet against America."

次のリンク先の記事でその発言の様子をご覧いただけます。

www.cnbc.com

その言葉の意味は、

直訳すると、アメリカに逆らった賭けをしてはいけない。

なので、アメリカに賭けないなんてありえないでしょ?というような、アメリカの経済成長に自信を見せている言葉と捉えられます。

これを確かめようと、自分でも翻訳機を使って試してみました。

使ったのはGoogle翻訳と、DeepL翻訳

Google翻訳

いわずもがな。アメリカの大企業Alphabetの誇る翻訳エンジンです。

この検索結果はこちら。

DeepL翻訳

これは最近評判の良い、ドイツ生まれの翻訳エンジンです。

ja.wikipedia.org

その検索結果はこちら。

アメリカに逆らうな、つまり、アメリカに賭けないなんてありえないでしょという、直訳に近い意味と思います。

どっちなんじゃーと思いますね。

まあ、文脈からするとDeepL翻訳の結果がウォーレン・バフェットの意図に近いと思います。

アメリカ資本のGoogle翻訳が、ドイツ生まれのDeepLより正確さに欠くというのは、ちょっとアメリカの陰りを見るような感じもあります。

ここに一文を追加すると面白い現象が起きました。

同じ構文で、日本には賭けてはいけない、アメリカには逆らってはいけない。

という真逆の意味になります。

世界の文脈で読むと、こうなります。

  • 日本の成長に賭けてはいけない
  • アメリカが衰退すると思ってアメリカに逆らった賭けをしてはいけない

うーん、英語の勉強という意味では混乱するだけなのですが、米国株投資に手を染めた人間としては妙に納得してしまう、というかVOOをメインに積み立てている自分を正当化してしまう、株もっちーでした。