ファクトネタ:過去5年の成長率トップのS&P500銘柄|エヌビディアを押さえてトップになったのは?

こんにちは、株もっちーです。

月曜日は、VISUAL CAPITALISTなどから、気になるファクト・事実・データの話題を取り上げてみます。

過去5年の成長率トップのS&P500銘柄 をビジュアル化

気づいたこと

以前、過去20年の成長率トップのS&P500銘柄の記事をご紹介しました。

今回はその過去5年版です。

kabu-motty.hatenablog.com

順位 企業名 セクター 説明 トータルリターン(%)
1 Enphase Energy (ENPH) 情報技術 ソーラーコンポーネントとEV充電ステーションの製造に特化 【過去に保有歴あり】 1,771%
2 NVIDIA (NVDA) 情報技術 革新的なグラフィックスとAIテクノロジーで知られる半導体企業 【保有中】 1,054%
3 Tesla (TSLA) 消費者向け一般 革新的な電気自動車とエネルギーソリューションで有名【保有中】 928%
4 Cadence Design Systems (CDNS) 情報技術 電子設計オートメーションソフトウェアとエンジニアリングサービスを提供 507%
5 KLA Corp (KLAC) 情報技術 半導体装置と関連する技術に特化 498%
6 Synopsys (SNPS) 情報技術 電子設計オートメーションソフトウェアとIP製品を提供 491%
7 Advanced Micro Devices (AMD) 情報技術 CPUとGPUの開発で知られる半導体企業 469%
8 Fair Isaac (FICO) 情報技術 クレジットスコアリングサービスの提供で知られる 448%
9 Quanta Services (PWR) 工業 エネルギーインフラと通信サービスを提供 445%
10 Eli Lilly and Co (LLY) ヘルスケア 医薬品とバイオ医薬品の開発で有名な大手企業 440%
11 Axon Enterprise (AXON) 工業 警察用装備やボディカメラの製造に特化 429%
12 Palo Alto Networks (PANW) 情報技術 高度なサイバーセキュリティソリューションの提供【保有中】 412%
13 Lam Research (LRCX) 情報技術 半導体製造装置の開発と提供 392%
14 Chipotle Mexican Grill (CMG) 消費者向け一般 高品質なメキシカンファストフードレストランチェーン 365%
15 Broadcom (AVGO) 情報技術 幅広い半導体とインフラソフトウェアソリューションを提供【保有中】 363%

行動したこと

セクターごとにまとめるとこんな感じになります。

  1. 情報技術セクター (10社):

    • 銘柄: Enphase Energy, NVIDIA, Cadence Design Systems, KLA Corp, Synopsys, Advanced Micro Devices, Fair Isaac, Palo Alto Networks, Lam Research, Broadcom
    • 特徴: このセクターには、半導体製造、ソフトウェア開発、サイバーセキュリティ、AI技術などを含む企業が多い。技術革新と市場の需要の高さが成長を牽引している。
  2. 消費者向け一般セクター (2社):

    • 銘柄: Tesla, Chipotle Mexican Grill
    • 特徴: 高品質な消費財やサービスを提供する企業が含まれる。特に、Teslaは電気自動車の分野で、Chipotleはファストフード業界で革新をもたらしている。
  3. 工業セクター (2社):

    • 銘柄: Quanta Services, Axon Enterprise
    • 特徴: エネルギーインフラサービスや警察用装備の提供など、実体経済に密接に関連した産業を含む。インフラ整備や安全性への需要がこのセクターの成長を支えている。
  4. ヘルスケアセクター (1社):

    • 銘柄: Eli Lilly and Co
    • 特徴: 医薬品やバイオ医薬品の研究開発に注力している。革新的な治療法や医療技術の進歩が、このセクターの成長を牽引している。

このランキングは、情報技術セクターが圧倒的ですね。

食品関係のChipotleはこの記事でも紹介しました。やはり新しい企業というのは、こういう高成長の可能性があるんですよね。買っとけばな。 20銘柄のときのモンスターべバレッジと言い、飲食系は当たるとでかいのかもしれない。

kabu-motty.hatenablog.com

AI(ChatGPT4)との雑談

質問

過去20年のトータルリターン上位企業と、先に示された過去5年のトータルリターン上位企業を比較して、時代の変化の特徴を分析してください。

回答

過去20年のトータルリターン上位企業と、先に示された過去5年のトータルリターン上位企業を比較すると、いくつかの時代の変化が特徴的に見受けられます。

  1. セクターの変化:

    • 過去20年: テクノロジー(Apple, NVIDIA, Tyler Technologies)、ヘルスケア(Intuitive Surgical, Regeneron Pharmaceuticals, West Pharmaceutical Services, Vertex Pharmaceuticals)、消費者向け一般(Monster Beverage, Booking Holdings, Amazon, O'Reilly Automotive)、コミュニケーションサービス(Netflix)、工業(Old Dominion Freight Line, Copart)、リアルエステート(SBA Communications)が上位に。
    • 過去5年: 情報技術セクターが圧倒的に多い。他に消費者向け一般、工業、ヘルスケアが含まれる。
  2. 技術革新の影響:

    • 過去20年: アップルやアマゾンなどの大手テクノロジー企業が大きな成長を遂げ、通信サービス(Netflix)やヘルスケア(Intuitive Surgical、Regeneron Pharmaceuticals)の分野でも革新が顕著。
    • 過去5年: 情報技術セクターの企業が多く、半導体やソフトウェア、サイバーセキュリティ関連の企業が顕著。技術の進化とデジタル化が大きな役割。
  3. 市場の動向と消費者の嗜好:

    • 過去20年: モンスタービバレッジやネットフリックスなど、新しい消費者の嗜好や市場の動向に応じた企業が大きな成長。
    • 過去5年: テスラやエンフェイズエナジーのように、持続可能なエネルギーや新しい技術に注力する企業が上位に。
  4. 健康意識の高まりとバイオテクノロジーの発展:

    • 過去20年: ヘルスケアセクターの躍進が顕著。特にバイオテクノロジー関連の企業が多く含まれている。
    • 過去5年: エリーリリーが唯一のヘルスケア企業としてリストアップ。

この分析から、過去20年間はテクノロジー、ヘルスケア、消費者向け一般セクターの多様な企業が成長を遂げ、新しい消費者の嗜好や技術革新が重要な役割を果たしていることがわかります。一方で、最近5年間は特に情報技術セクターの躍進が目立ち、デジタル化と技術革新の影響が強く表れています。また、持続可能なエネルギーやエコフレンドリーな技術への注目も増加しています。

引用元|VISUAL CAPITALIST

いろいろなデータが凝ったグラフで見ることができます。眺めるだけでも面白い。

Ranking the Top S&P 500 Stocks by 5-Year Returns

www.visualcapitalist.com

まとめ

やはり技術革新は欠かせないですね。情報技術セクターと言いつつ、その技術が各セクターの革命を支えていくことになるので、セクターという枠を超えて押さえておきたいところです。

まあ、私はQQQでそこをカバーしちゃおうかな、という作戦といえばそうですね。レバナスでなくても、フツナスで十分と思います。

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