感想OUTPUT:WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす を読んだ感想

こんにちは、株もっちーです。

金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。

要するに読書感想文的な活動ですね。

読んだ本:WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす, カール・ローズ (著), 庭田 よう子 (翻訳), 中野 剛志 (その他)

Woke Capitalism: How Corporate Morality Is Sabotaging Democracy, Carl Rhodes

気づいたこと

Work Capitalism (労働資本主義)ってなんだろなと思って読み始めました。

"WORK" じゃなくて、"WOKE" でして、初っ端から思い込みで文字を読んだらいけないなと気づきました。

この "WOKE" というのは、wakeの過去分詞形ということですね。

アフリカ系アメリカ人の間で使われていた言葉で、"目が覚めて気づいている"という意味で、日本語では「意識高い」という言葉に翻訳されるようです。 「意識高い系」なんとか、とはたしかにここ数年でよく聞くようになった表現ですよね。

eow.alc.co.jp

本来の意味は、次の様な意味合いだそうです。

第一に、「人種差別の事実と、人種間の不平等を(再び)生み出す仕組みについての知識を持つこと」である。しかし、それだけでは十分ではない。その「知識を、人種間の不平等の問題を根絶するために使う」ことも必要になる。

人種差別の歴史の中で、生まれてきたなかなか意味深い言葉のようです。

ただそれが、今は企業が利益を求めながら「意識高い」社会貢献活動を通じて政治に影響力を持つようになっていることを、批判的に使う言葉になっている、と理解しました。

まあ、そうかも知れないですよね。

コンプライアンスとか、SDGsとか、なんか偽善的な感じがするのは、「意識高い」ウォーク的な活動を隠れ蓑に、資産家やブルジョアジーが儲けまくって格差を広がる仕組みを維持させようとしているということ、と考えることができます。

租税回避せずに政府に納税するのが民主主義的なあり方なんでしょうが、 政治が腐っているから、影響力のある企業のリーダーが格差是正的な動きをしているようにアピールしているが、株主資本主義のあり方と矛盾するとか。

そんなことでしょうか、まあ、なにが問題なのかよくわからないけどね。

行動したこと

お金持ちが政治的権力も持てる時代になっているということです。

こりゃ、ますます格差は開く一方だなと思わざるを得ません。

足るを知る資本家という格差に置いていかれにくいが、資産が向上できる位置づけを目指す、というところが今の狙い目でしょうか。

AI(ChatGPT4)との雑談

質問:

なんだか小難しい本を読みました。 ウェイクな個人長期投資家としては、どんなスタンスで居るのが、バランス良いのでしょうか?

回答:

ウェイクな個人長期投資家としてバランスの良いスタンスを取ることは、時代の変化や社会的な動向を理解しつつ、個々の投資哲学や価値観に沿った方法で資産を運用することを意味します。読んだ本『WOKE CAPITALISM』から得た洞察を踏まえて、以下のポイントが考慮されるべきです。

  1. 社会的意識を持つ投資: 投資先を選ぶ際には、単に利益追求だけでなく、その企業が持続可能性、社会貢献、倫理的な実践など、社会的に意識高い取り組みをしているかを考慮することが重要です。ESG(環境・社会・ガバナンス)基準に沿った投資が一例です。

  2. 自己教育の継続: 社会や経済のトレンド、特に「意識高い」動きや政治的、経済的変化に敏感であることが必要です。これには、定期的な読書、ニュースのフォロー、業界レポートの閲覧などが含まれます。

  3. 長期的視点の維持: 短期的な市場の変動に一喜一憂するのではなく、長期的な視点を持って投資することが重要です。これには、持続可能な発展を支える企業や業界への投資が含まれます。

  4. 多様性を重視したポートフォリオの構築: 投資リスクを分散させるために、さまざまな産業、地域、資産クラスにまたがる多様性を重視したポートフォリオを構築することが望ましいです。

  5. 個人の価値観との一致: 投資先を選ぶ際には、個人の価値観や信念と一致しているかどうかを重視することが大切です。これは、投資を通じて社会的な意義を実現する一つの方法となります。

  6. 透明性と説明責任: 投資先企業が透明性を持ち、その行動に説明責任を持っているかを評価することも重要です。これにより、企業が社会的責任を果たしているかを判断することができます。

  7. 政治・経済の動向に対するアラート性: 政治的、経済的な動向が投資に与える影響を理解し、それに応じた適応策を考える必要があります。

これらのポイントは、ウェイクな投資家が資産を賢く、かつ倫理的に運用するための指針となります。個人の投資目標やリスク許容度に応じて、これらのアプローチを適応させ、バランスの取れた投資活動を行うことが望ましいでしょう。

まとめ

なかなか「意識高い」本でした。

仲良く平和に生きていきたいですね。

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