こんにちは、株もっちーです。
ここ数年、支出の見直しを行ってきました。
昨年はコロナの影響もありますが、見直しを開始した3年前から、年間250万円程度の支出の削減ができました。
子持ち家庭の皆様の資産形成の参考になればと思い、公開します。
家族構成(2020年時点)
こんな形です。
- 大人2(私と妻)
- 子ども(小学生1、園児1)
もともと節約とか全然気にしてなくて金で買えるなら買えばいいじゃんという考えだったのですが、 子ども3人目の話が出てきて、ちゃんと教育費貯めておかないとやばいよねと思い始めたのが、 節約を意識し始めた動機です。
2021年からは子どもがさらに+1になりますので、4人家族時代の最後の記録です。
全体の変化額(2017→2020)
毎年の変動はあるのでなかなか比較は難しいのですが、 比較しやすい以下の2年を比較しました。
いろいろ考えたものの、どうしようにもない税金類(所得税・住民税・社会保険)や住宅ローンは以下では集計対象外としています。
費目 | 2017年 | 2020年 | 変動額 | 変動率 | コメント |
---|---|---|---|---|---|
●固定費 | |||||
光熱費 | 25 | 25 | 0 | 0% | こまめに電気消す意識付けはしたが、消費税増税で相殺か |
住居費:固定資産税,家電他 | 63 | 40 | -23 | -37% | ホームセンター卒業、Amazonポチポチ病を克服 |
通信 | 13 | 10 | -3 | -23% | 音声SIM→データSIMをやってみた |
保険料 | 26 | 9 | -17 | -65% | 生命保険解約 |
●変動費 | |||||
生活費:食費,日用品 | 107 | 102 | -5 | -5% | ふるさと納税の返礼品で米を確保 |
教育費 | 78 | 45 | -33 | -42% | 保育料無償化の影響 |
医療費 | 22 | 20 | -2 | -9% | 次の要因で例年より多い。 2017入院手術(後で還付あり) 2020出産関連(出産一時金分は相殺) |
車・交通 | 58 | 10 | -48 | -83% | 部品交換・車検がたまたま無かった。平均30万くらいかかる。 |
旅行・交際 | 56 | 25 | -31 | -55% | コロナで旅行しなかった影響 |
自己投資・美容 | 107 | 25 | -82 | -77% | 小遣い制度を廃止。Amazonポチポチ病を克服 |
使途不明金 | 9 | 2 | -7 | -78% | 自販機やコンビニを自制 |
合計 | 564 | 313 | -251 | -45% |
食費や光熱費は削らず、 固定費を下げることと、無駄な買い物をしにくいように見直していった感じです。
保育料無償化とか、制度に助けられた面もあります。
旅行などのレジャーは「妻の方は相変わらずドコイク?コロナだから県外はいけないよね?」みたいな話はあるものの、 毎年1回か2回は行かなきゃみたいな見えないプレッシャーが、コロナのおかげでなくなっていいですね。
次の旅行で爆発しない事を祈ります。
自分は家で本でも読みながらゆっくり過ごす方が好みです。
詳細
ホームセンター卒業
週末暇だなーと思うと日用品買いに行くか〜と、 なんとなくホームセンターに行って、 いらない便利グッズとか園芸品とかを買って、 子供にねだられたおもちゃとかを一つ買って、 たこ焼きやらちょっとしたおやつを食べて、 5000円くらい使ってしまうことが日常的でした。
それを辞めました。
やめるコツは、ホームセンターに行かないことです。
これが意外と効果がありました。 なんかよくわからないけど安そうだから買ってしまったレンガとか、 子供用の縄跳びとか水鉄砲とか何故か家に5個くらいあります。
最近は本当に必要だと判断したものを買いにホームセンター行くことはあるのですが、 ホームセンターってすごい面白いんですよね。
必要な物がないけどまたどうしても行きたくなったらホームデポ(HD)の株でも買ってみます。
Amazonポチポチ病を克服
これはその名の通りです。
家電とか本とか便利グッズをですね、すぐポチッと買っちゃうんですよね。
それを辞めました。
やめるコツは、まずは欲しい物リストに入れて、一旦忘れることです。
後で欲しい物リストを見た時に、なんでこれ入れたんだっけ、となることが多いです。
小遣い制度を廃止
使ったかどうかは無視して、一人月2.5万円(月5万円)を計上していました。
小遣い制の問題点として2つあると思います。
1つ目は何に使ったのか実態がわからないという点があります。
2017年のデータも実際に使用した金額ではないので、使い切ってないと思います。
実際そんなに使わないのと、 小遣いから出すか家計費として別集計するかどっちにするみたいなのがめんどくさかったので、 使ったお金ですべて管理することにしました。
私が家電・カメラ機材を買うとか、妻の付き合いランチ代・被服費とかですね。
何に使ったか共有せずに自由に使いたいってのもある場合は難しいかもしれません。
2つ目は、使い切ろうという意識が働いて、無駄に買い物をしてしまう動機になる点です。
小遣いがあと5万余ってるからといって、便利家電やカメラ、靴、服を買ってしまうとかね。
我が家にも全く動いていないルンバとか、3年位着ていない服とか、いろいろあります。
最近は株式投資が趣味化しているので、あんまり物欲が無いです。
保険
必要額をちゃんと計算した上で、根拠のない不安を抱かされて契約していた民間の生命保険を解約しました。
今契約しているのは、火災保険と自動車の任意保険です。
その他はお問い合わせください
気になる箇所などありましたらコメントを頂ければ、そのあたり書ける範囲で書いていきます。
ブログにお問合せフォームも設置していますので、コメントが見られるのが嫌な方は、お気軽にご連絡ください。
5人家族でどこまで支出を削減できるのか
振り返ってみると、無駄な支出が多いですね。
2017年の時点で格安SIMに変えてはいたのでもうこれ以上減らせないんじゃないかと思っていたのですが、 保険とかいろいろ調べてやっていくと100万円くらい減らせるのが見えてきました。
COVID-19によるお出かけ制約とか、保育料の補助などの効果もあり、結果250万円という成果に結びつきました。
資産運用もこの頃から本腰を入れて勉強を始めたので、さらに無駄というか浪費が見えてきます。
外食せずに食材からの料理を徹底するとかすれば、食費も行けそうですが、 この辺は仕事に時間を取られることとのバランスにもなります。
家族の記憶に残る食事や旅行の機会も過ごせる時期は限られますので、 経済的自由の達成度のペースを調整しつつ最適化していきたいと考えています。
ひとり暮らしで突き詰めていくと100万円台で豊かに暮らしている方もいるようです。 読んだけど5人世帯での再現は難しそうではあります。
200万円台なら目指せるかな。
ただ、教育費はまたこれからどんどんと増えていきそうなので、難しいかも。
保育料無償化はありがたいけども、ほんとにお金がかかる高校以降の教育支援をお願いしたいですね。
親も若くマネーリテラシーが育たない時期にたくさん補助しちゃうと、後で苦労しないか心配です。
親に給付金を与えて教育ビジネスでお金を巻き上げたるのではなくて、 教育を受けさせる義務を果たした親や高等教育を受ける子どもたち自身に、 学費を補助するとか将来国を担っていく人材に対して、 直接的に投資していくような仕組みにしていただきたい。