感想OUTPUT:残酷すぎる成功法則 を読んだ感想。ドラクエコマンド風にいえば"じぶんだいじに"かな

こんにちは、株もっちーです。

金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。

要するに読書感想文的な活動ですね。

読んだ本:残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する、 Barking Up The Wrong Tree

気づいたこと

今まで色々と読んだり聞いたりしてきたことが出てきたという印象でした。

例えばこんな話が出てきました。

「履歴書向きの美徳」と「追悼文向きの美徳」

人生で本当に大切なものは、追悼文向きの美徳のほうだけど、あまりそちらに注力されていないというお話。

「履歴書向きの美徳」は、資産や昇進といった外面的な成功を示すもので、「追悼文向きの美徳」は、たとえば親切だったか、誠実だったか、勇気があったかなどの内面的な性質を意味する。

経済的自由を目標にするまでは、自分もそうでした。

スティーブ・ジョブズは2005年、スタンフォード大学の卒業式での有名なスピーチでこう言った。
「自分の死がそう遠くないと意識することは、人生の折々に重大な選択をするときに、最も役立つ判断基準になった」

この話、明日死ぬなら今すぐ会社やめるのかとか短絡的に捉えて、そんなのありえないでしょ拒否反応を起こしてちゃんと向き合えない人が多いと思います。 彼が言ったことは、「人生の折々に重大な選択をするときに」ということですので、毎日の小さな選択というよりは、もう少し進学や就職などの節目イベント的なタイミングでの話だと今は理解できます。

どんな成功法則よりも役に立つ!「面白いゲームの4つの条件」

これは、WNGFだそうです。

  • Winnable: 勝てること。
    仕事を勝算のないゲームだと思っていると面白くないので、自分なりに勝てる取り組みをすることが肝要です。
  • Novel: 斬新であること。
    新たな敵・レベル、仕事では常に発生していますね。斬新なゲームだと思えば面白くなるかもしれません。
  • Goals: 目標。
    会社の目標ではなく、自分の目標をもつ必要があります。
  • Feedback: フィードバック
    特典、報酬、新たなスキルなどが得られること。「大きな功績にしか関心を示さない者より、小さな成果を途切れなく感じている者のほうが、人生に対する満足度が22%高い」そうです。

職場で、勝算があって、新しくて、毎日フィードバックが得られる目標をもって仕事をしていれば、ゲーム感覚で超楽しそうですね。

まあ、経済的自由の達成に今のところ一番近道なのは、今の仕事を続けることですから、どうせならゲーム感覚で楽しくやりたいです。

「あらゆるものの価格は、人がそれと交換する人生の総量である」

これは、以前「森の生活」紹介したソローの言葉だそうです。こんなところでもお目にかかりました。

kabu-motty.hatenablog.com

ちょっとわかりにくいですよね。

「人生の総量」とは結局のところ「時間」です。

いやいや、「ものの価格」と比較するなら「お金」でしょと思われるかもしれないですが、私は違うと思います。

私のような労働者は限られた時間をお金に交換するために働くわけですが、そうすると働く時間分だけ「人生の総量」が減っていきます。経済的自由を得ることは、この時間の消耗を抑える効果があるのです。なぜなら、お金のために時間を使って働かなくて良くなるわけですから、その時間は自分が必要とするあらゆるもののために使うことができます。

実はその「あらゆるもの」というのは、家族や友人とのふれあいとか、自然を満喫する体験であったり、タダ同然で手に入るものなのかもしれないんですけどね。

成功において自信よりも大切な概念「セルフ・コンパッション」

詳しくはWikipediaなんかを参照してください。要は、「自分を思いやれる」ということらしいですね。

ja.wikipedia.org

私自身は、自分大好きですし、自分に甘く・他者にも甘い(つもり)で、マインドフルネスとしてモーニングノート的な行動もしています。まあまあセルフコンパッションは高めなんじゃないかな、と思います。

どこに出てきたか忘れましたが、こんな本にも触れられていました。

色々と今まで読んできた本との関連も見えてきて、結構面白かったです。

kabu-motty.hatenablog.com

kabu-motty.hatenablog.com

まとめ

タイトルほどには、残酷って感じではなかったですね。

キャッチーなタイトルに見事に騙されたという感覚でしょうか。

タイトルの原題は、「Barking Up The Wrong Tree (間違った木に吠えている)」です。

成功するための努力や目標の設定が、間違っているんじゃないの?という示唆に富んだ本だと思います。

成功の定義は人それぞれですが、私は経済的自由を達成することが、成功であると考えながら、この本を読んでいました。

エビデンスとなる参考文献もしっかりと記載されていて、素晴らしいと思います。日本の似たような本って、文献の記載が殆どないんですよね。

この本の感想を一言でいうと、どうなるかなーと考えていたら、ドラゴンクエストの作戦である「いのちだいじに」が思い浮かびました。 私はドラクエだいぶやってきた世代ですが、「いのちだいじに」と「じゅもんつかうな」でボスまで行って、ボス戦は「めいれいさせろ」って感じのタイプでした。

この本で重要と主張するセルフ・コンパッションという考えを鑑みると、「じぶんだいじに」っていうのが成功法則なんじゃないかと思いました。

皆が自分を大事にすれば、おのずと他人も大事にすることになるでしょうし、世の中良くなるんじゃないでしょうか。

気になった方は、ぜひ読んでみてください。