こんにちは、株もっちーです。
金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。
要するに読書感想文的な活動ですね。
読んだ本:ノマド: 漂流する高齢労働者たち, ジェシカ・ブルーダー (著), 鈴木 素子 (翻訳)
Nomadland: ACADEMY AWARD WINNER: Best Picture, Best Director & Best Actress (English Edition), Jessica Bruder
気づいたこと
日本の実質所得が上がっていないという話があり、諸外国と大きな差を付けられているというのはよく見るグラフです。
ただこれは平均値や中央値の話であり、各国内の格差という問題が見えなくなっています。
アメリカでは、日本よりも所得格差は広がっていて、中間層の所得は上がっていないという問題があります。 これはこのあたりの本で読みました。
そんな中で、本書が紹介する高齢者ノマドとは、家を持てなかったり維持費が高すぎて手放した低所得者側の生活を描いたものです。 やはりリーマン・ショックの影響が大きいようです。 この映画に出てくるような人たちの中でも、さらに所得が少ない人達がノマド化していると思われます。
住まいはキャンピングカーや、ワゴン車を改造したもの、中にはプリウスで生活しているという人も出てきました。
毎日が車中泊生活、そんなのをイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
中でもよく描写されている仕事が、アマゾンの倉庫のピックアップ業務です。
過酷だとは聞いたことはありましたが、時給も低く、かなり大変そうです。
これからクリスマスシーズンになりますが、そういう繁忙期に合わせて、生活している車で移動し駐車場などで寝泊まりし、ピックアップ業務をやっているということです。
行動したこと
Amazon、安いですけど、こういう労働者に支えられていると思うと、なんだかなと思うことはあります。
日本は倉庫も米に比べたら小さいでしょうから、まだマシなのかしら。日本のAmazon労働体験記も読んでみたいなと思いました。
関連動画
アメリカの貧困層はつらい生活ですね。 リーマン・ショック以降増えているようです。 この本を読んだ影響か、こんな動画がおすすめに出てきました。
胸がつまります。
映画化もされてるようです
全然本の帯を見てなくて気づきませんでしたが、アカデミー賞の、作品賞、監督賞、主演女優賞もとっているようです。
ノマドランド(予告編)
まとめ
経済的自由という意味では、参考になりますね。
哲学書とも言えるこの本ももちろん引き合いにでてきました。
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