こんにちは、株もっちーです。
経済的自由の探求小説の続編です。
皆様の投資経験も振り返りながらお楽しみください。
月1くらいのペースを目指してやってきましたが、ここらで一旦ネタ切れです。
次は、準富裕層へ到達したときに、また続きを書いてみたいなと思います。
前回まで
小説:経済的自由の探求〜序章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第1章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第2章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第3章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第4章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第5章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第6章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第7章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
小説:経済的自由の探求〜第8章〜 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
まとめて読みたい方はこちらの書籍もどうぞ
1~5章をまとめてKDP出版した本になります。
短くて、20ページくらいですぐ読めます。
Kindle Ultimateなら0円ですので、ぜひお試しを。
第9章:忍耐の翼とアッパーマスへの到達
コア・サテライト戦略で投資を進める中で、株もっちーはアルバトロスの視点を得たような感覚を抱いていた。市場全体を俯瞰しながらも、揺るがないコア資産と魅力的なサテライトをバランスよく保つ。売買で短期的な利益や損失を追うのではなく、アセットアロケーションの調整に集中できるようになったのだ。市場が好調に推移する中、インデックスと同じようなペースで資産が順調に増えていく。年を重ねるごとに、資産の成長が実感できるようになっていた。
しかし、投資に伴う「ポジポジ病」――無駄に売買を繰り返してしまう心の葛藤――が彼を悩ませていた。莫大な富を築いたというインフルエンサーの話を聞けば、自分も買い増ししたくなる。市場が暴落すると煽る記事を目にすれば、動揺して手放したくなり、未来の成長の機会を逃してしまうこともあるだろう。「このまま冷静に続けられるのだろうか」と、株もっちーは不安に駆られた。
そんなとき、どこからともなくオオカミが現れ、穏やかにこう言った。「大事なのは『長期・積立・分散』だ。確かに君は分散はできているようだが、長期にわたる忍耐が少し足りないかもしれないな。」株もっちーはハッとした。この言葉は、単に資産のバランスを保つこと以上に、自己鍛錬の重要性を教えていた。
「コア資産は、目標の規模になるまで絶対に手放してはいけない」とオオカミは続けた。その教えを守るため、株もっちーは月々の収入からコアのETFを堅実に買い増し、決して売却しないように努めた。日々の市場の揺れに惑わされず、欲にも恐怖にも流されず、コツコツと積み立てを続ける。やがて、その積み重ねが確かな結果として現れるようになった。
気がつけば、株もっちーは新たな境地に立っていた。そこは、アッパーマス層が集う場所だった。これまでの努力が形を成し、資産が地位を変えるとともに、株もっちーの人生観や自己への信頼もまた深まっていた。
オオカミは群れでの協調性や長期の忍耐力を持つ一方、自己制御と冷静さを兼ね備えています。市場のノイズに惑わされず、信念を持って行動する姿勢が、オオカミの冷静かつ堅実な性格に通じるため、アッパーマス層への到達の象徴としてふさわしいでしょう。
ランキング・宣伝など
記事が面白かったと思ったら、コメント、ブクマ、codocの投げ銭、ブログ村バナーポチリなど、なんでもよろしくお願いします。